京王線八幡山駅を都立松沢病院側に降りて、松沢病院づたいに病院正門をやり過ごし、雑誌専門図書館大宅壮一文庫を道路反対右側に見ながら少し行くと、交番があります。そこを左折して左側には松沢病院のﾌｪﾝｽが見え、細い道路との間に丹精された花壇を左に見ながら、ﾌｪﾝｽ沿いに路なりに行くと公園に行き着きます。★その公園が、松沢病院内にある「将軍池」と「加藤山」と、塀越しに隣接しており、風情ある情緒的景色が眺められます。ﾍﾞﾝﾁの脇には、将軍池と加藤山の由来を刻んだﾓﾆｭﾒﾝﾄが設置されています。★戦前ﾛﾝﾄﾞﾝで出版された『Japanese Garden』by Jiro Harada で紹介された患者達の（野外作業療法）によって造成された手作りの日本庭園と刻まれております。★尚、そこに刻まれた精神科医加藤普佐次郎と、患者芦原将軍は有名ですが、そこに刻まれているもう一人の前田則三とは、普佐次郎の兄弟姉妹の8番目の妹やつの主人で、ｱﾒﾘｶ帰りの（真偽の程はともかく）日本初の男性看護人とか。松沢病院側とは違った景色が、自由散歩と共に楽しめます。