2023.6~7にかけては、石濱純太郎に関しての展示があるが、彼が生涯を通じて蒐集してしまった資料は膨大でまだ研究がどれだけ進んだのか見当がつかないそうだ。全体の一部分と言うには少な過ぎる量で、しかも漢字や中国の漢字以外の文字を使った文の拓本や自筆の手紙などが展示されている。配布されたしかし、凄いなあと圧倒されるだけで、自分には何にもわかっていないだろう。展示資料解説集を読むのに、初めて読む外国語のような気分になる。 レクチャーにも参加した。一生懸命にメモを書こうとボールペンを走らせたが、この当時は自分に合ったものを探す事が出来なかった。写真をアップしたら、結構な検索があったのには驚いた。
研究者には面白い話だろうと、思いながら必死で配布資料と「堤一昭」教授の話を聴いていた。そのうちに情報がオーヴァーフローしたのは致し方ない。この時はそう思っていたのだが…。 第一回は、「石濱シューレに集った東洋言語学者たち」という題で「永田俊樹」名誉教授のレクチャー。不参加。 第二回が、前記したレクチャーで「石濱文庫の調査と研究ー展示の見所という題だ。詳細な内容が書かれたプリントがあり、撮影禁止の展示の中からも画像が掲載されており、自分のクチコミにも載せる。 第三回は「石濱純太郎とネフスキー」という題で「生田美智子」名誉教授のレクチャー。資料はプリント一枚ペラっ。パソコンからのプロジェクト画像は沢山あったが、配布されなかった。プロジェクトを写真撮影をし、レクチャーをメモしながら傾聴すると良いのでは?とその時に感じた。録音して文字起こしすると完璧だが、どっちかと言うと主催者の仕事で、現在ならばPCで文字起こしも可能で後から直せば良いだけだが、参加者には録音を聴き直す時間ももったいないのだ。①石濱とロシア人・ネフスキーの経歴と大阪外語での出会い②交流の産物・東洋学会の立ち上げと会誌『亜細亜研究』の発行と反響・静安学社の立ち上げとロシア人メンバー③ネフスキー(日本人妻を連れ添って)の帰国と石濱・帰国後の日ソ学術交流・石濱との文通④スターリンによる粛清…共産主義政権の宿命(粛清が出来ない国家なら除名だよね!)・ネフスキー夫妻の銃殺⑤ネフスキーの名誉回復(スターリン没後)・学問的遺産の公刊・『西夏文献学』のレーニン賞受賞 第四回は、薬種問屋石濱屋から町人学者純太郎へという題で、石浜紅子先生(純太郎令孫)がレクチャーした。この回は全時間メモが取れたので、写真で掲載する。平仮名が多いので、後で調べて赤ペンで書き直した。レジメは最初予定にはなかったが、見えなかったので急遽印刷して配布された。内容は、石濱家と藤澤家の系図で、関西大学のHP中『泊園文庫』から取られたもので、紅子先生も知らなかった程の深い内容だ。藤澤東畡・南岳ら一族は、上町の源聖寺坂の降り口にある「齢延寺」に眠っているはずだ。
元医療技術短大だった学舎をリニューアルし、中之島にあった旧阪大博物館をもリニューアルしてオープンした。医療短大以前は、附属病院として昭和6年(1931年)に作られた歴史のあるもので、国の登録文化財。大学が単に教育・研究の場ではなく、知的情報の集積を親しんでもらい、なおかつ世の中に貢献する場として存在すべく作られている。 入口には大学内の建設現場で出土した「マチカネワニ」(待兼山に因んで名づけられたのだろう)の標本が展示されていて、度肝を抜くものがある。3階には化石の実物が展示されていて、本当に凄いものが見られる。というのは、世界各国で展示されている恐竜等の骨格標本は、殆どがレプリカでプラスチック製の物に色を塗ってそれらしくした物である。それが常識で偽物だと騒ぐと潜りだと思われるから注意。本物の展示は珍しいという事が言いたかった。 1階、コンピューターの黎明期、では真空管式コンピューターの一部分、2階では大阪大学の系譜が懐徳堂・適塾まで遡って触れられていたし、3階では阪大豊中キャンパス内にある「待兼山」に関して非常に深く研究されていることが示されている。 撮影禁止だが、HPに画...
Read more前回は下調べせず行って休館日で失敗しましたが、今回は開店してるので行ってきましたよ。 巨大なワニ標本が玄関、2階の2カ所に有ります。
タンポポの分布調査は身近なモノだけにスッと理解出来ました。
昆虫標本がみずみずしく美しく見やすい。 顕微鏡の世界に力入れており、サンプルを見るために複数用意されているNIKON 20倍両眼顕微鏡が使いやすい。 こういう両眼タイプは視度差なのか凄く見づらいのですがニコンの顕微鏡は驚きの性能です。
当然、大阪大学の歴史コーナーもあり。
展示を守るためのガラスが透明度高く反射少ない配置をされていて素晴らしい。 全体的には展示種類少ないが十分楽しめました。
各室内は撮影禁止ですので入り口から階段周辺だけ撮影してきました。 撮影許可してほしい。 気になったのを撮影し持ち帰りより深く理解するのと周りに教える機会になると思います。
・1階の併設カフェ坂がお手頃価格と席が多く、テラス席もとても多く快適でした。 ただし、営業時間が昼の短い間なので食事、軽食、コーヒーなどをしたいのなら営業曜日時間を確認してから行くと良いと思われます。
・大阪大学医療技術短期大学部記念碑 昭和42年6月開校 平成8年3月閉校 卒業生・教職員建立...
Read moreThere is no entrance fee. Very nice museum, not too big and most information is only in Japanese. Besides the skeleton, there are quite a few samples that can be viewed under...
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