Tsushima is an actual island located at the northwestern tip of Japan. It is a place rich in nature and culture, with beautiful seas, forests that have been untouched by humanity since ancient times, mysterious mountains, venerable shrines and delicious foods.
It is also close to mainland Japan and was the first stage in the "Gen-ko" period which was the first Mongol invasion of Japan, a major event in early Japanese history. The details are not too well known to most people in Japan, but there was a history of people who tried to protect the island at the costs of many lives. More than 700 years after its history on July 17th 2020, “Ghost of Tsushima” attracted more attention to Tsushima from all over the world than any other time in history. On this website, you can become a real-world "Ghost Samurai" and explore...
Read more緑に覆われた石垣と石段、燈篭と仏塔の数々が素晴らしい対馬府中藩宗氏の菩提寺です。有態に言えば堂宇は凡庸です。歴史を感じさせるたたずまいで手入れも行き届いているものの、飛行機あるいは船に乗り継いでまで参拝するだけの価値はありません。本堂の一隅にある朝鮮国王から贈られたという三具足もわりとどうでもいい感じです。しかしながら、本堂右手にある宗家墓所の古びた雰囲気が実に良いのです。墓所へとまっすぐにのびる石段があって、その左右に燈篭と、平たい石を積み上げた対馬特有の石垣があります。朝一番に訪れると燈篭の間にはられた蜘蛛の糸を払いのけながら進むことになりますが、それでもなお朝の清らかさと静けさの中での参拝をお勧めします。御霊屋の配置は地形を活かしたものとなっています。墓所の中心にそびえる大スギは樹齢一二〇〇年とされていて、...
Read more◆萬松院(万松院、ばんしょういん)は、対馬藩主だった宗義成(そう・よしなり)が元和元年、父の義智(よしとも)の冥福を祈って創建した寺です。
◆本堂などは火災で焼失してしまい、明治時代に再建されたものですが、安土桃山式の山門と仁王像は、焼失から免れた対馬最古の建物です。
◆堂内には朝鮮国王から贈られた三具足(みつぐそく)、徳川将軍の大位牌が並んでいます。また132段の百雁木(ひゃくがんぎ)と言われる石段が続いています。この石段を登りきると、歴代藩主の墓所である御霊屋(おたまや)があります。国の指定史跡です。
◆対馬観光の出発点ともなる名所ですが、手入れが行き届いているとは思えません。管理する人の数も足りているとは言い難く、維持管理に難儀をしているようです。
◆江戸時代が終わり、かつての藩主たちは、東京に移住し、墓所も管理できなくなった例は、各地にあります。その中で、萬松院は往時の面影をとどめた数少ない場所です。
◆過疎化が進む対馬では、年々、人口が減少する一方です。対馬市は、座して死を待つかのように、漫然と観光地として紹介するばかりです。
◆手入れや景観維持は、史跡の所有者や管理者に任せるという従来のやり方では、いずれ限界が来ます。島内全域で過疎が進んでいるのですから、観光資源として「利用」するだけでなく、史跡の清掃や管理などクラウドファンティング(ネット寄附)を仕掛けるなどの努力してください。
◆観光で訪れたみなさん。国境の島で、国防や外交に力を発揮した対馬藩の歴代藩主の遺徳をしのび墓前に御参りして...
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