味処 千両 (長崎県対馬市厳原町)
対馬空港(対馬やまねこ空港)から車で約30分、対馬の行政、商業の中心部である厳原町にある居酒屋「味処 千両」。
昭和60年(1985年)創業で約40年に渡って観光客や地元の人々に親しまれているお店。お刺身や一品料理、定食、丼物、寿司、焼鳥など豊富なメニューを取り揃えており、地魚の石焼、いり焼き、ろくべえ、とんちゃんなど対馬の郷土料理も味わえるお店。
二代目となる店主は横浜中華街で創業した中華料理の名店「聘珍樓(へいちんろう)」で修行したそうで、広東や四川をベースにした本格的な中華料理に加えて、自家製生地のピザやパスタ、カルパッチョなどイタリア料理も提供しており、様々なスタイルで対馬の食材を楽しめる。
建物は4階建てでエレベーターも完備。1階から4階まで全部で100席以上ある大箱のお店。団体客用の宴会場もある。
この日はGW中の平日夜18時に事前に予約して訪問。4階の広間に案内された。靴を抜いて上がる畳敷きの和室だが、テーブルと椅子がセットされており、隣の席とは衝立で区切られているのでゆったりとくつろげる。
●瓶ビール大瓶(アサヒスーパードライ) 825円 個人的にビールは生ジョッキよりも瓶ビール派。生ビールはサーバーの管理状態や注ぎ方によって味わいや炭酸の強さが変わってしまう可能性があるが、瓶ビールはどこでも飲んでも同じなので安心。
●地物穴子の刺身 1320円 東京では穴子と言えば煮穴子や天ぷらが一般的だが、対馬では新鮮な穴子を捌いて生の刺身で食べるのもポピュラーだそう。弾力のある白身で脂のりがよく、嚙めば嚙むほど穴子独特の身の甘さと香りが堪能できる。なお、鰻や穴子の血液には「イクシオトキシン」という有毒なたんぱく質が含まれており、加熱することで無毒化するので、生食しない方がよいと言われることもあるが、フグ毒ほど猛毒ではないため、よほど大量に摂取しなければ問題ないそうだ。
●活さざえの刺身 660円 対馬近海の日本と韓国の中間の海域では、対馬暖流によって豊富な海産物に恵まれていて、サザエも名物。速い潮流の岩場で成長する対馬近海のサザエは身が締まっていて、コリコリとした食感がたまらない。
●穴子のカツ1100円 対馬は穴子の水揚げ量が全国一位で、地元ではパン粉をつけて揚げて穴子カツにして食べるのも定番。 衣はサクッとして身はふんわり、そしてジュワッとにじみ出るジューシーな脂と旨味が特徴。タルタルソースもよく合う。
●ぶりの三杯酢 440円 ブリの切り身を唐揚げにしてから三杯酢に漬け込んだ南蛮漬け。お酢の酸味のきいたさっぱりした味わいでお酒が進む。
●白嶽(しらたけ) 生酒(300ml)1100円 大正8年(1919年)創業の対馬唯一の酒造メーカーである白嶽酒造(旧河内酒造)の日本酒。対馬の居酒屋ではたいていどこにでも置いている定番商品。生産工程で加熱処理を一度も行っておらず、生酒特有のフレッシュな甘口ですいすいと飲める味わい。
●刺身盛り合わせ5点盛り 2090円 マグロ、クロダイ、ブリ、アラ、ヒラマサの地魚5点盛り。白身は鮮度抜群のプリプリ食感で、厚切りの食べ応えあるボリューム。マグロは脂の乗った中トロでとろける食感。対馬では養殖本マグロの生産量が日本一で、対馬海流で育った本マグロの稚魚を1尾づつ丁寧に釣り上げ、リアス式海岸に囲まれた湾内の生け簀の中で2~3年かけて50~100㎏程度になるまで大切に育てるそうだ。
●水いかの塩炒め...
Read moreThe hotel recommended this restaurant as there were 10 of us. The service was not so good , 1 person doing 3 rooms with large groups. Food was average at best. Over half the group came down with food poisoning that night...I will not...
Read more対馬に3階建の飲食店があったなんて。 大きくてびっくりしました。 階段ではなくエレベーターで上がり、さらに驚きました。
ディナーですがお酒は飲まず、今回は食事だけさせていただきました。
対馬の郷土料理からイタリアン、中華までバラエティーにとんでいます。
対馬っぽい料理を食べたいなと思ってたら、郷土料理よりも気になったパスタがあり、そちらを注文
・漁師風スパ...
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