神奈川県横浜市緑区鴨居にある高野山真言宗 林光寺のご本尊・不動明王の直書き御朱印を頂きに参拝しました。
林光寺は関東八十八カ所第六十六番霊場で、弘法大師作と伝えられる一尺五寸の不動明王像がご本尊とのこと。 宝徳元年(1449年)僧・義慶が開創し、慶長年間(1596年)に僧・誓順により再興されました。
またこちらのお寺は武相不動尊霊場第十三番である西光寺も兼ねておられます。 天正元年(1573年)当時の西光寺は鶴見川の河川沿いにあり、幾度も水害に見舞われた為、後にそこから1キロ先の山の根(現在の緑小学校付近)に移転したそうですが、明治11年、更に林光寺境内に移り不動堂となったそうです。 御本尊は、江戸谷中より来往の僧・快尊法師が寛永前頃に鎌倉へ来往の時、鎌倉のあるお寺の住職に弘法大師作という波切不動尊を望んだ所、両者力自慢であった為に「相撲で力比べをし、私に勝ったのなら望み通りにする」との事で、結果快尊法師が勝ちを収め、西光寺の本尊として持ち帰ったとされる波切不動明王とのこと。
この武相不動尊霊場である西光寺の御朱印も、林光寺寺務所で授与しておられます。 私は今回、関東八十八カ所霊場の林光寺の御朱印のみ授与頂きました。
最寄り駅はJR鴨居駅ですが、境内に入ると鶴見川の低地から一気にご本堂まで坂道を登ることになります。これが結構辛いです!少し覚悟いります。 ただその分、ガラス張りの寺務所からは綺麗な景色を望むことが出来るので、御朱...
Read more関東八十八ヵ所霊場の参拝でお伺いしました。 高野山真言宗のお寺で鴨居山明王院林光寺といい、霊場第六十六番札所になります。 御本尊の不動明王は弘法大師の作と伝えられる六尺あまりの像です。 林光寺は徳川三代将軍の徳川家光公より不動明王領として御朱印五石余りを賜っています。 文政元年(1818年)と明治二十七年(1894年)の度重なる火災により本堂・庫裡などを焼失し寺運は衰退してしまった。 第五十代住職の復興計画により境内地の整備や堂塔・伽藍の復興が進み、現在は中興開山当時に劣らない林光寺が鴨居山の中腹に完成されています。 林光寺の境内地には武相不動尊二十八霊場の札所寺である明王山西光寺もあります、林光寺本堂の御本尊裏側に西光寺の御本尊も安置されています。 令和四年(2024年)四月に武相寅歳開扉薬師如来霊場の参拝で再度お伺いしました、薬師霊場第七番札所になります。 木造薬師如来坐像は薬師堂の隣の収蔵庫に安置されています、昭和十七年(1942年)大脇寺が廃寺となったため林光寺へ移坐された像で国の重要文...
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