国道1号線沿いにある戸塚崎陽軒イルサッジオの裏側に「ウェイトリッヒの森」があることは、ずいぶん前から知ってはいたのですが、なかなか行く機会がありませんでした。崎陽軒の裏側の聖母の園の裏手なので、バス停「聖母の園前」から向かいました。聖母の園をつっきれば一直線に行けたのですが、こちらは関係者以外立ち入り禁止のため、グルッと迂回しました。バスで行くなら最寄のバス停は「横浜医療センター前」ですね。 「森」と言っても住宅地の中にあるので、「公園」をイメージしていましたが、山の中のハイキングコースと考えたほうが良さそうです。遊具などはありません。1号線から境川へ向かって、なだらかに下っていく感じです。標識があまり無いので、ちょっと迷子になりそうでした。脇道へ入ると沢のようになっている場所もあります。また、枝が落ちて立ち入り禁止となっている道もありました。 サンダル履きでは、来てはいけない場所だと思いますが、自然を楽しむには、最高の場所だと思います。昨夜降った雨のせいか、森の香りが濃厚で、鳥たちの囀りが心地よく聴こえてきました。すべての道を回りきれなかったので、また来てみたいです。 こちらは、スイス人のアーノルド・ウィトリッヒ氏が、故郷スイスの風景に似ているとして愛し、大切に育てた森で、遺志を継いだ妻の津田ひ亭(ひで)氏から市に寄贈さたものだそうです。手を加え過ぎないというのも、一つの管...
Read more以前から気になっていたウイトリッヒの森。 聖母の園に近い入口から入って、まったく整備されていない森だとすぐに分かりました。
日曜日の昼頃で1番日が高い時間にも関わらず、人っ子ひとりおらず不気味に感じました。 鬱蒼とした森の中に不審者がいたとして、2人きりになったらそれはそれで恐ろしいなとも思いました。
でもせっかく来たのでアリンコ広場から、地図にあった他のルートを行ってみようとしたところ......
Read more「ウィトリッヒ氏曰く、この森は故郷のスイスの森によく似ているとの事・・・」アーノルド・ウイトリッヒ氏は1930年に日本に来日したスイス人でライカと呼ばれるカメラを扱った商社マンでした、1933年に戸塚区矢部町に今も残る「旧ウィトリッヒ邸」を建てるかたわら自身の故郷の森によく似たこの地を購入し農業を営み日本人の奥さんと暮らしていたのだという、戦中は外国人という事もあり政府や警察に厳しい監視にあい軽井沢へ疎開、戦後は再び「旧ウィトリッヒ邸」に戻りこの地で再び農業を行うも今度は「旧ウィトリッヒ邸」周辺が宅地化により都会化したことから売り払いこの森へ新たに新居を構えたのだという、1983年にウィトリッヒ氏は亡くなりこの土地は横浜市へ寄贈され「ウィトリッヒの森」となった(なお奥様もその3年後後を追うように亡くなった)森林はまるで手つかずの雑木林や竹林などがあり木製のベンチやトイレもある、馬頭観音と書かれているお地蔵さん?みたいなモノもありました、遊歩道は整備されているが誰も立ち入らなかったのかでっかい蜘蛛の巣が道を防ぐかのように張っていた、ここは心霊スポットとして有名らしいが夜道を照らす外灯がないため夜中の肝試し...
Read more