最寄り駅 西武秩父鉄道 横瀬駅 徒歩30分程 拝観料 無料 山号 向陽山 宗派 曹洞宗 本尊 聖観世音菩薩 卜雲寺は1638年(寛永15年)の創立である。開山は撫外春堂、開基は卜雲入道(嶋田三河守四郎左衛門の法名)。...
Read more秩父三十四観音霊場六番札所。
寺名は寺の開基とされる嶋田与左衛門の法号が卜雲源心庵主であったことに由来する。
本尊は秩父札所開創時に武甲山山頂の蔵王権現から荻野堂に移されたものである。 この寺は別名荻野堂とも言われ御詠歌にも詠われている。
萩野堂に伝えられた「萩野堂本尊並開基之縁起」天明元年(1781年)作によると、 行基菩薩作といわれる本尊の聖観音は武甲山頂の蔵王権現社内に安置されていた。 村人が「とが池」の大蛇を退散させるため祈願したところ、 その霊験があったので「とが池」を埋めて草堂を建て荻野堂と称し、 ここに武甲山の尊像を安置したと記されている。
卜雲寺の寺宝の山姥の歯は、 行基菩薩によって捕らえられた武甲山の山姥が解き放たれた時に、 神仏に背かぬと誓いを立て歯を三本抜いて差し出したので、 行基はそれに本尊を刻んで安置したとい...
Read more秩父三十四カ所観音霊場の参拝でお伺いしました。 曹洞宗のお寺で向陽山卜雲寺といい、霊場第六番札所になります。 御本尊は聖観世音菩薩です。 本堂は竹林を背にした民家風の佇まいで正面に武甲山の勇姿を仰ぎ見ることができます。 本堂へは急坂を上がっていきますがその途中に「ねがい地蔵」が佇んでいます。 武甲山の蔵王権現社に高僧行基菩薩の作と伝えられる聖観世音菩薩が祀られていたといわれる。 この観音像は長享二年(1488年)に山頂から「とが池」というところのお堂へ移された。 とが池の周囲には荻が生い茂っていたのでお堂は荻野堂と名付けられたという、さらに時を経て観音像は現在の地である卜雲寺の本尊と...
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