秩父鉄道・武州日野駅から約1㎞ほどの道の駅...
Read moreどれも美味しくてびっくりした。そしてちょっとチャーミングにおかしい。
例えば、“きのこカレーうどん(鹿肉)”。商品名にキャッチーな鹿肉を前に出さず申し訳程度に後付けをしている。鹿は勝手に増える害獣でしかなく、きのこはウチで原木から育てている、そのようなプライドの現れかも知れない。
加えて、使われた具材の中で一番印象的だったのがほうれん草。私の知らないご当地野菜的な何かでは?と思った程に味が濃かった。案の定「ウチで育てた」ものらしい。
また付け合わせの薬味として“行者にんにくラー油”と“柚子こしょう”があり、どちらも自家製で、原料も恐らく自家栽培のもの。後者は九州的な青柚子と青唐辛子ではなく、黄色い柚子と赤唐辛子で作られたもの。
なお、人気商品の“きのこの天ぷら”は日曜日や繁忙期は余程のタイミングでなければあり付けられないと思うので、それが目当てなら平日を狙うべき。
600円という価格設定が明らかに間違っているようなボリュームと種類。きのこの種類よりも山菜など他の具材の種類の方が多かったのだが、やはりこちらも山菜は勝手に生えるがきのこはウチで育てているプライドなのかも知れない。なお適正価格はその倍額ではないかと思えるようなコスパ。
また天ぷらに付けるものとして、塩や天つゆの用意もあるが、自家製の“行者にんにく醤油”が一番マッチすると個人的に思った。
各種ソフトクリームは、隠さずに例のかわいい坊やのメーカー製品だが、トッピングに何かしら地産のものや自家製のものが使われている。以前来店した際にルバーブ(やはり「ウチで育てた」)のソースがかかったものを頂いてとても印象が良かった。先日は行者にんにく(〃)のソースがかかったものを頂いた。うん、悪くないけどソフトにかけなくてもいいかもね!6月からブルーベリーの収穫が始まるので以降メニューに復帰するそうな。
ちなみにこちらの“鈴ひろ庵”は道の駅あらかわに併設された個人経営の店舗であり、武州日野駅近くにある“鈴加園”から派生した食堂である。いつかそっちの...
Read more道の駅あらかわに併設された、季節ごとの地元産フルーツを載せたソフトクリームが人気のお店。 食事はうどんや蕎麦、ラーメン等の麺類がメインで種類が豊富。中には鹿肉や猪肉といった秩父ジビエメニューもあったりする。
今回いただいたのは、そんなジビエの鹿肉うどん。 平打ち太麺のうどんは、コシのあるツルツルな食感。 そしてメインの鹿肉は大ぶりなのに、ほろほろ柔らかくてクセがない。そのぶん肉の旨味も弱めではあるが、椎茸の旨味が感じられる優めな味わいのスープと、とてもバランスが良い。
そしてデザートには、ブルーベリーのミックスソフトをセレクト。甘めなブルーベリージャムに、生ブルーベリーの実の食感がアクセント。美味い。
なお、道の駅は秩父鉄道の線路沿いにあるので、時間を合わせれば観光用のSLパレオエクスプレスの勇姿を間近に楽しむこともできるので、鉄...
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