車鮨 — Restaurant in Funabashi

北習志野駅近くの「車鮨」を訪問しました。 落ち着いた佇まいで、暖簾をくぐると木の温もりを感じる清潔な店内。カウンター越しに大将が鮨を握る様子が見え、丁寧で無駄のない所作に、これから始まる食事への期待が高まります。カウンター席だけでなくテーブル席、座敷もあり、一人でもグループでも利用しやすい雰囲気です。

まずはお通しとして供されたのは「ヒラメの煮こごり」。透明感のある煮こごりは出汁の旨みがしっかりと凝縮され、口に含むとヒラメの上品な甘みと旨みがじんわり広がります。これだけで一杯やりたくなる、心を掴まれるスターターです。

続いて「茶豆」。茹で加減が絶妙で、豆の甘みと香ばしさが引き立ちます。シンプルながらも手抜きのない仕事が感じられ、鮨屋ならではの塩加減が心地よい一皿。

焼き物は「太刀魚一夜干し」と「穴子の白焼き」。いずれも身はふっくらとしており、皮目には程よい香ばしさ。塩加減も絶妙で、脂の乗った太刀魚の旨みをしっかり引き出しています。日本酒との相性も抜群で、焼き魚好きにはたまらない仕上がりです。

そして刺身盛り合わせ。イワシは脂がしっかりと乗りつつも後味がすっきり。アジは歯応えがあり、噛むごとに甘みが増していきます。マグロは濃厚な赤身の旨みが感じられ、ヒラメは繊細な甘みと上品な香りが魅力。どの魚も鮮度抜群で、盛り付けも美しく、職人の目利きと技が光ります。

締めは「特上寿司」。ネタの厚みとシャリのバランスが絶妙で、口に入れた瞬間にほどけるシャリと新鮮なネタの旨みが一体となります。中でもマグロの赤身は深い味わい。 玉子焼きはふんわりと甘く、最後に優しい余韻を残してくれます。

全体を通して、素材の良さを最大限に引き出す確かな技術と、控えめながらも温かい接客が印象的でした。

「車鮨」は、わざわざ足を運ぶ価値のある、地元で愛される実力派鮨店。鮮度抜群の魚介と丁寧な仕事、そして落ち着いた空間で、ゆったりと鮨...

★★ネタ佳し、接客佳し♪★★

初めて船橋アリーナにスイムに行く途中。 北習志野駅の北にあるこちらにランチで入ってみました。

船橋市の南東に習志野市があって独立した行政なのですが、ジオ的に云うと習志野という地名や駅が船橋市内にあったりします。

しかも、〔きたならしいの〕って読めば読むほどキレイじゃない気がして、別の駅名にすれば良かったのになと思っちゃいます。

閑話休題。

こちらは駅を出て北に少し歩いたところにある目立たない寿司屋ですが、人気店で客が引きも切らさずという繁盛店のようです。

客席はテーブル、カウンタ、座敷で５０名を超えるキャパ（ロバートじゃないよ）があるでしょう。店内の人員配置はそれに合わせた適切なものになっているように思います。

カウンタ右端に案内されて、

「オススメランチ」...

安いチラシ寿司食べた方々は高評価、寿司食べた方々は低評価という傾向のようだが、まさにそんな感じの店だ。 チラシ寿司屋と割りきって行き、寿司屋としては期待してはならない。

自分はどちらも食べたが、寿司に関しては｢やる気あるのか？｣というレベル。 赤貝もない、コハダもない……じゃあ何ならあるのか？とガッカリするほど無い無いの嵐。 メニューが豊富なようで期待していたが、メニューにだけあっても実物ないんじゃ…。 結局寿司はウニとトロを食べた。シャリ小さめは良いが、値段と雰囲気の割に味も普通。☆1。

ちらし寿司は850円の値段の割にまあまあ美味しい。具も多い。 が、ここでしか食べられないかと言えばそうでもない。 あくまでこの店の中では良い方。☆3〜3.5くらい。

店構えは外からは狭そうに見えるが、入ると意外と奥行きがある。雰囲気はまあまあいい。

値段は寿司の質には還元されておらず、雰囲気代ってヤツかな……。...