Ho’ozuki — Restaurant in Kawaguchi

『自家製麺 竜葵〈ほおずき〉』さんで『塩そば』と『ひつまぶし』という珍しい組み合わせをランチに頂きました。

通常ですと『塩そば８００円（２０２１年６月）』『ひつまぶし（セット価格）５００円』で両方頂こうとすると、１３００円なのですが、平日ランチ限定で『塩そば＋ひつまぶし』のセットが１１００円とのことで、早速オーダー。

丁寧な男性スタッフ様に誘われて着席し、暫し待つと、『塩そば』が登場。透度の高いスープの表面に油が豊かに張り巡らされていて、その黄金色に、麺の薄黄色と、鶏チャーシューの白、豚チャーシューの茶、そしてネギの緑が相まって、どんぶりがきれいなキャンパスになっております。

早速スープから頂くと、『ううううぉ　美味しいです』スッキリしているのにしっかり口の中にうまみが残ります。そして麺を頂くと、更に『美味しい』です、ストレート麺が美味しいスープをまとって麺自体の美味しさとスープの美味しさが混然一体となります。 さらにしっとり旨味鶏チャーシュー、お味がしっかりしているのに柔らかい豚チャーシュー、太くて食べ応えのあるメンマ、一つ一つが美味しいです。

基本、全体的にアッサリしているのですが、卓上にある『胡椒』が絶妙で、回しかけた瞬間どんぶりから鮮烈でさわやかな香りが立ち上り、辛みとアクセントをお味に加えてくれるので、どんどんどんどん食べ進められます。

さらに、面白いのは『ひつまぶし』、正直ウナギ屋さんでウナギを頂く感覚で食べると、それは勿論全く違うのですが、あくまでも、ラーメンの付け合わせのご飯のひとつととらえると、甘めのタレなので、そのまま食べても塩そばのアクセントになりますし、塩そばのスープをかけてワサビを加えて頂くと、『これって、ひつまぶし用につくったスープなのでは？』と思うくらい、ひつまぶしのスープとしてマッチしています。

ウナギ単体を純粋に美味しく頂くお店では無いので、ウナギがお好きな方で、ウナギを楽しみたい方には不向きですが、塩ラーメンを美味しく頂きたい方、アッサリラーメンがお好きな方、塩ラーメンの可能性をもっと味わいたい方にはおススメ『自家製麺...

飲んだ後の帰り道。川口駅近辺で飲んだ後のラーメンは間違いなくここ、ということでこちらのお店はラーメンとひつまぶしがいただけるという珍しいスタイルです。ラーメンは塩と醤油がありますが、断然塩ラーメンが人気があるお店ですが、今回は初めて鶏白湯そば(1100円)をお願いしました。

21時過ぎでお客さんは数組。先ほどまで大量のお酒を飲んだにもかかわらず、なぜかラーメンお前にはビールをいただきたいわけでしてラーメンの前に瓶ビールを注文してぐいっと飲み干します。

待つこと約5分で着丼。麺の並びや具材位置が美しい。インスタ映えしますね。

さっそくスープを一口。名古屋コーチンの旨味がしっかりでていて厚みのあるスープ。鶏の旨味が出てきてとてもおいしいスープですね。飲み会で大量のビール、ハイボールで荒れた胃に優しくしみこみます。

麺は香りの高い全粒粉の極細麺。このスープにはこの麺、といった感じ。麺の量は120gといったところでしょうか。ちょっと物足りない感じなので、やはりひつまぶしとセットがおすすめですね。飲んだ後のわたしにはこのくらの量がちょうどいい感じ。

具材は、チャーシュー、ネギ、メンマとシンプル。低温調理の鶏チャーシューは丁寧な仕上がりでうまいね。豚のレアチャーシューはまあまあ。つくねの存在がいい感じでした。

完食してごちそうさま。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 店内は満席でしたが、ちょうどお店を出るところだったので数分待って入店。

先ほど唐揚げを食べたのであっさりの塩そばを選択。こちらのお店に来たのであればひつまぶしを食べたいところですが、そんなにお腹に余裕はないので断念。

しばらくすると塩そば到着。まずはスープ。清湯系の透きとおったビジュアルが素敵です。名古屋コーチンを使っているとのことでとても深い味わいがします。飲んだ後の胃にしみわたります。

麺は細めのストレート。量は140gとのことでちょうどいい。自家製麺とのことで全粒粉がまぶされています。

具材はネギとメンマに2種類のチャーシュー。

途中で柚子胡椒をいれて味変を楽しみます。

完食...

汁9　味玉鶏白湯そば 麺8.5　1250円 具9　総合9.5/10点 2024.11.29 【スープ】 濃厚な鶏スープにトリュフの香りがドカンと香り激ウマ。鶏がしっかり濃厚ながらクセはなく、骨のザラッと感もない。でも濃厚。このスープをうなぎにかけると最高。 【麺】 中細ストレート。強いスープに負けないぐらい良い香りの麺。個人的にはもう少し固めが好みなので次回は硬めで注文したい。 【具材】 さすがにラーメンより200円増しゆえか肉団子２個追加される。でもデフォで鶏チャーシューとローストポークの二枚は嬉しい具合。鶏はしっとり良い火の通し具合でうまい。ローストポークは思ったより味弱め。味玉は良質っぽいお酢で漬けられていて、意外とお酢が合い面白い。 【ミニひつまぶし】600円 この値段ながら厚切りのうなぎで狂喜乱舞。油が乗っていてうなぎとしてまさかの普通にうまい。冷たいのだけ玉に瑕ではあるがスープをかけて温めるということかな？トリュフの味とうなぎがめちゃくちゃ合い極上の一口になった。うなぎの新しい食べ方として割と凄い発明な気がする。 【和え玉】350円 トリュフとオリーブだろうか？そのまま食べるとほぼパスタ。塩分強めになっていてスープに入れるとかなりしょっぱい。でもそのまま食べると丁度いい気もするのでバランスが難しい。替え玉寄りとして食べるなら塩分少なめにしてもいいかも。 ちなみに鶏肉とローストポークも追加してくれる嬉しい具合。 【ローストポーク丼】380円 見た目凄いいい感じと思ったが、予想よりちょっと微妙。ご飯に鰹節がのっているのだが、鰹節の味に負けてしまって豚の味が弱い。山椒でもかけたらもうちょっと良かったかなぁ。 【塩そば】900円 鶏のうまさがしみる良質なスープ。透明スープもしっかり濃厚で、麺はこっちの方が合ってる印象。 【総評】 トリュフのラーメンも激ウマでさらうなぎのうまさも引き出していてしかも激安という文句なしの良い食体験だった。金曜日の8時半ぐらいにいったが待ちなしで入ることができた。 次回は...