まず最初に運ばれてきたのは「かちわり胡瓜」。氷水でキンキンに冷やされた胡瓜を、ガツンと割ってごま油と塩であえただけ。シンプルなのに妙にうまい。暑い日だったので、ハイボールをひと口流し込むと、口の中がリセットされて、次の一口がまた恋しくなる。まるで無限ループ。これが「飲める野菜」ってやつかもしれない。
続いてやってきたのは「手羽先」。パリッと揚がった皮の中から、じゅわっと旨味があふれ出す。噛むたびに指がベトベトになっていくのに、なぜかそのベトベトさが嬉しい。これぞ居酒屋のリアル。ナプキンで拭いてもすぐまた食べてしまうから、終わる頃には結局同じ状態に戻る。罪深い食べ物である。ハイボールを追い打ちのように飲むと、香ばしいタレと炭酸のキレがぶつかって、妙に爽やか。飲みながら「これ家でも再現できないかな」と一瞬考えるが、きっと油ハネでキッチンが地獄絵図になる未来が見えたのでやめておいた。
次に登場したのは「ソーセージ」。この手の料理は見た目で勝負が決まるが、やっぱりパリッと音が鳴った瞬間に勝ち確定。噛んだときの「パキュッ」という音がBGMになって、思わずハイボールをもう一杯。脂がじんわり染み出して、舌の上で小さな祝祭が始まる。マスタードをつけるかどうか少し悩むけど、結局どっちもうまい。こんな悩みなら毎日でもいい。
そして本日の主役、「サーロインステーキ」。運ばれてきた瞬間にわかる。これは勝負の一皿だ。表面はしっかり焼かれて香ばしく、中はピンク色で柔らかい。ナイフを入れたときのスッと通る感触がすでに快感。ひと口食べると、肉汁があふれて、口の中が一瞬で“肉の温泉”になる。脂の甘みがハイボールの炭酸でキュッと引き締まって、もう完璧。思わず「うまっ」と声が出たら、隣の席の人と目が合って、軽く会釈した。たぶん彼も同じことを考えていたのだろう。
ステーキを噛み締めながら、ふと考えた。胡瓜から始まり、手羽先、ソーセージ、そしてサーロイン。今日の食卓は見事に“進化の流れ”をたどっている。軽いものから始まり、脂と旨味が段階的に増していく。まるで胃袋のカリキュラムだ。最後のハイボールを飲み干したとき、ちょっとした達成感に包まれた。
「食べすぎたかな」と思いつつも、不思議と罪悪感はない。だって、胡瓜から始めたんだ。最初が野菜なら、トータルでバランス取れてる…はず。そう自分に言い聞かせながら、店を後にした。
結論: かちわり胡瓜は前菜界のチューニング担当。 手羽先は手のベタつきと引き換えに幸福をくれる悪魔。 ソーセージは音で楽しむ肉の打楽器。 サーロインステーキは主役としての威厳を見せつけ、 そしてハイボールはすべてをまとめる司会者。
気づけば、胃袋が笑っ...
Read more夕方に来店し以下のメニューをアラカルトで注文。
① マグロ刺身 新鮮なマグロは厚みと旨みあり、わさび醤油が合っていて滑らか食感で、余分な水っぽさがなく王道のお刺身を一品目に頂きました。
② 揚げ出し豆腐 提供時に鰹節と出汁の香りがふわっと広がり、箸を入れると衣はふわり、豆腐はとろりと熱々の状態でいただけます。胃袋が温まるので前半には注文したい一品。
③串焼き5種盛り合わせ(タレ) ねぎまはプリッとジューシーで、ネギは香ばしく甘辛タレが口の中で広がり、軟骨はコリコリ食感がやみつきになりそうで気持ちボリュームあってお得感あり、鶏皮はクセになる食感と柔らかさとタレとの相性が絶妙、ももはしっかりと肉の旨味があり、ぼんじりは特に甘みが際立ちプリッとした食感が最高でした。これは注文必須ですね!
④ ホッケ(半身) 半身とは思えないボリュームと満足感があります。真ん中の骨を外せば脂ののった身が広がり、ホクホク感が最高です。おろし醤油と共に美味しく頂きました。人数が多ければ丸々全身をオススメです!
⑤ 梅茶漬け 上品な和を感じさせてくれるお茶漬けで〆の一杯。 種のない梅がしっかり入っているので、適度な酸味がじわっと出汁と共に身体に染み渡ります。
⑥...
Read more溝の口駅からすぐの「にくと魚」さんに初訪問。 店内は落ち着いた雰囲気で、個室のような席もあり、ゆっくり食事を楽しめました。 店員さんの対応も丁寧で、料理の提供ペースもちょうど良かったです。飲み放題があるのも使い勝手が良いです。
最初に頼んだ「ゆずはちみつサワー」は、さっぱりしていて飲みやすく、最初の一杯にも締めの一杯にもぴったり。ほんのりした甘みと柑橘の香りが心地よいドリンクでした。
「帆立刺身」は身がしっかりしていて、プリッとした歯ごたえ。何もつけなくても甘みが感じられ、ワサビや醤油をつけるとまた違った旨みが広がります。新鮮さをしっかり感じる一品でした。
「たこの唐揚げ」は外はカリッと、中はほどよく弾力があり、コリコリとした食感が楽しい。レモンを軽く絞ると一気にさっぱりして、お酒が進む味。重すぎず、ちょうどいい揚げ具合でした。
「鶏皮ぎょうざ」は外の皮がパリッとしていて、一口食べるごとに肉汁がじゅわっと広がります。餡の旨みと鶏皮の香ばしさが合わさって、おつまみにもぴったり。アルコールもご飯も進む味でした。
「明太マヨだし巻き玉子」はふんわりと柔らかい生地に、明太マヨの塩気とコクがよく合っていて、箸が止まらない美味しさ。甘さと辛さのバランスが良く、優しい味わいでした。
「牛タンチョレギサラダ」は野菜がシャキッとしていて、上にのった牛タンが食べごたえ抜群。ピリッと辛味のあるチョレギドレッシングが全体を引き締めていて、食事の合間にちょうどいい一皿です。
最後に頼んだ「ゆずシャーベット」は、食後にぴったりの爽やかさ。口の中をすっきりリセットしてくれて、デザートというより“締めの一品”としても良かったです。
全体的に料理のバランスがよく、肉と魚のどちらも楽しめるのがこのお店の魅力。 雰囲気も良く、デートや友人との食事、仕事帰り...
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