2023年9月訪問。 ほとんど全ての北海道民は、この山梨の名物である「ほうとう」に馴染みはない、と私は断言できる。かくいう私も、昨年9月諏訪大社を観光して東京に戻る途中に、甲州市勝沼町にある「ほうとう処いしはら」という老舗に入り、生まれて初めて「ほうとう」を食べたのだった。初めての舌触りの不思議な麺で、とても美味しかった。
「ほうとう処いしはら」は有名な店らしく、妻と私が訪れた昼にも長蛇の列を成していた。しかも、なんと、妻と私でほうとうが無くなるらしく、私たちがその日の最後の客となったようだった。私たちの後から次々にやって来た客たちはみな、店員に「もう売り切れです」と説明されて残念そうな表情を浮かべて誰もが帰っていった。最後の客として「滑り込めた」のは嬉しいことだったけれども、それからどれだけの時間、妻と私が外で待たされたかというと、なんと、90分、である。
立ったままだったり、縁台に腰掛けたり、90分間、妻と話をあれこれしているうちにやっと中に呼ばれて畳の席に座ったのだった。
普段は妻も私も「待たされるような飲食店」には入らない。しかし、山梨には滅多に来ない。まして、北海道生まれの私には、「ほうとう」というものがどんなものなのか興味深くて(その料理の名前だけは知っていた)、いつもの「戒律」を破ってまで、えんえん90分も待ち続けたのだった。
もちろん、妻がいなければ、90分は「苦しみ」だったことだろう、何しろ暑い山梨の9月初めの昼のことである。
ところが、妻と話をしていれば、90分は「ちょっとした楽しみ」だったのである‥‥。
つまり‥‥これから何年、何十年(?)、一緒に生きていられるか分からないけれども、それがどれほどの長さの時間であれ、二人であれこれ何かを話しているうちに、人生の(どちらかの人生の)最期を迎えることになるだろうということを、「ほうとう屋」の店先で悟ったということなのである。
夫婦でいるということは、パートナーがいるということは、そうした時の流れの「穏やかさ」が与えられるものなのだ、ということを、あの「ほうとう屋」は教えてくれていたのである。
別の言葉でいうと、やがてやってくるであろうどちらかの死を「穏やかに迎えられる」生き方ができるかもしれないということ。
一緒にいることさえできれば、90分でも、90年でも、楽しく...
Read more旅行で甲府に来ていたので予め地元のランチで何か良いのないかなぁー、とネットで調べてここを選びました。 駐車場はぶどう畑の横、、舗装されていない更地。広いので止めるのは止めやすかった。ナビ入れて来て駐車場が やや分かりにくかったけど、まぁ道なりにあった。 店は古民家のような昔のお家のよう。人様の家の庭に入って行っていいの?と少し不安になりつつ行くと店の入り口にたどり着く。 玄関を開けたら受付票があり名前を記入し、ベルを鳴らした。 すると奥から店の方が 外でお待ちください!と。 この日は暑かった。縁側に6~8人座れるかな。 庭には趣のある大きな松の木などが生い茂ってるので とりあえずは陰だったけど 風もなく暑かった。 私たちの他に4人ほど掛けていた。 待つこと20分ほど。 やっと呼ばれたので入店。 主人は待ってる間に大きな蚊にくわれていた。 これからの時期は 虫除けや扇子・うちわなど対策のうえ行った方が良いかも。
店内はお座敷。 14時前だったけど8割席が埋まってたかな。 ほうとうのメニューは1種類のみ。 注文してから料理が運ばれてきたのはわりと早かった。 さて、いざ! 麺はもちもち美味しかった。 でも、出汁が。 んー、少し薄い。 出汁、味噌共に薄め。そして野菜の量も少ない。 食べ終わる頃には麺がやや ふやけ気味で食感が良くなかった。 私は薄味派だけど 本当に薄めの味だった。 正直なところ少し期待していた物と違ったかなぁ。 これならチェーンの小作の方が好きかも。 あくまで個人的な意見です。 あっさり、量少なめが好きな方には合ってるのかも。 そして席が空くまで時間がかかるので 時間に余裕のあ...
Read more古い日本家屋をそのままお店にしており、玄関で靴を脱ぎ下駄箱に入れて上に上がり、席への案内を待ちます。混んで満席のときは名前と人数を記入して待つようです。成人の日の三連休中日の日曜でしたが、12時半を回ってお客さんが一回転したせいか順番待ちはありませんでした。ただし、席はほぼ満席でした。
玄関から真っ直ぐの奥に厨房、その左右に席がありますが、私たちは右側の座敷に通されました。そちらには四組が入れますが、結構ゆったり座れます。
ほうとうは一種類のみで、サイドメニューで、もつ煮があります。ほうとうは、野菜ほうとうで、里芋・人参・カボチャ・大根・ネギ・油揚げ・シメジが入っていました。見た目ほど濃くなくて、とても優しい味でした。麺はもちもちして汁がしっかり染みていました。
熱々なので、1月の厳しい寒さで冷え切った身体がしっかり温まります。冬場でもお茶でなくて冷水を出すわけがすぐにわかりました。今回は腹に余裕がなくもつ煮はスキップしましたが、次回は頼んでみたいと思います。
店の正面側に4台くらい駐車できますが、そこが満杯のときは、そのまま道なりに右手に少し進むと店の敷地裏手にも駐車場があり4~5台くらい停められます。その駐車場からお店の玄関へは、車道を引き返す必要はなく、お店の庭を飛び石伝いにショートカットできます。
近くまで行ったらまた立ち寄りたいと...
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