県庁前の(オフィス)ビルに入っている、狩猟肉料理・ポルトガルワインのお店。
一階が居酒屋になっていて、そこの三階。階段のみ、エレベーターなし。ビルも階段も無機質で色気がない、そして色気のないオフィス風な入口に鹿の頭蓋骨など飾られており、奇妙なバランスが醸されている。
駐車場は・・・普通車なら熊本商業高校に向かって徒歩3分にタイムズ(60分200円)があるが6台しか停められないので注意。お店のすぐ隣に軽自動車専用のコインパーキングがあるので、軽で来ると便利かもしれない。県庁の駐車場は夜は閉まるから(ry
店内はコンクリ打ちっ放し。テーブルがかっこいい。窓は無機質オフィス的。カウンター4席、2人卓が6つ。キャパ16人ということかな。トイレはもちろんある。
月曜からテーブル満席、客から注文の多い料理店となる。ぶたは早めの来店から注文キャッツレイドで快適に飲食できたが、通常であれば多少の待ち時間を覚悟したほうがよい。ご夫婦でなさっているお店だからね。
メニューは黒板もしくは窓。ええ、ほんとうに窓です。西日によって壁に投影されたりもする。なにやらセピアに染まるかんじがステキ。照明もなんかカッコいい。これはマガモの羽かな?
天井あたりを見ると、散弾銃の薬莢が並べられていた。その数、28本。 これはあれか、オーナーさんが過去にブッ放した弾数ということだろうか。
んで、お料理。内容を丁寧に説明してくださってありがたい。
前菜盛り合わせ。生食カボチャことコリンキー(たぶん)・紫キャベツのマリネ、自家製狩猟肉サラミ、ホタテ、オクラのピクルス、りんどうポークのスモーク的な。
自家製オイルサーディン。とてもしっかりしたものだ。何やら「自家製」の料理・素材が多く見受けられ、手間暇かかっているなぁと感じる。
酢シシ。すしし。超おすすめ。猪バラ肉湯引きからのマリネ的なもの。酢がいいよ本当、猪肉も甘味があって。いや本当おすすめ。必ず頼むべき。
ヤリイカ醤油バター焼き。イカのグラマラスな食感と甘味も素晴らしいが、やはり醤油バターと魚介の相性はガチである。添えられた野菜はモロヘイヤの湯引きにオリーブオイルであった。
あさりと豚のアレンテージョ。ポルトガル料理、アレンテージョ地方の家庭料理。炒めもの。なお、ポルトガルの国土の三分の一がアレンテージョ地方である。肉と貝の組み合わせそのものが日本では珍しいと感じるがポルトガルではメジャー。豚肉には仕込みが必要であり、実は手間暇かかった料理。
狩猟肉の薪焼き、今回は猪。綺麗なピンク色。薪焼きの香りも素晴らしい。ホースラディッシュがガッツリ辛い。肉は獣くさくはなく、上品な肉となっている。まぁ雌の、経産かどうかはしらんけど、品質のよいものだと思う。それに加えて、狩猟~血抜きから調理までの、技術の結晶やなと感じる。
鹿スペアリブの香り煮込み。ほんとすごい、オススメ。煮汁というのか、これすげえなあ。ポルトガルのマデイラワイン的なやつに肉の旨味が、いやはや。もちろん肉そのものも素晴らしい。有史以来、欧米人はこんないい食事をしてきたんやなと思いを馳せる。
狩猟肉は、季節によって内容が変化するようだね。猪・鹿に加え、熊だったり穴熊だったり。穴熊は熊じゃないんだよなあ。猪や鹿も、季節によって味わいが違うのは当然であるから。
あ、ワインの飲み比べとかできるんだけど、ぶたはハンドルキーパーなもんでね。近所の人や、ハンドルキーパー付きの人には是非お勧めですな。
ランチはポークジンジャー、これ一本。とてもよいもの。で、10月から「狩猟肉ランチ」の日ができた。予約限定。詳しくはSNSとか調べた...
Read more2月15日で猟期が終了したと知り、今シーズンラストの野鳥を食べに山ねこ軒へ。 柑橘を食べて脂が乗っていると噂のヒヨドリは前日友人に食べ尽くされてしまったそうですが、美味しい鴨🦆をいただきました。 それにしても山ねこ軒。料理も狩猟料理ならワインはポルトガルワインオンリーと非常にマニアック。 ポルトガルワインはスペインと並んでその歴史は古いのですが、日本ではまだあまり知られていません←自分調べ。そのおかげか価格もリーズナブルでしかも泡、白、赤どれも秀逸。 ジビエ好き、ワイン好きの方はマストですよ。
令和3年2月上旬、山ねこ軒でカルガモの鴨しゃぶセットをテイクアウトしました。 カルガモ一羽分のお肉をつみれやスライスにし、骨でとったスープでしゃぶしゃぶをして 食べられるようにしてあります。 お肉を最初から全部ぶち込んでしまったのでもったいない食べ方をしましたが滋味深く美味しかったです。
令和3年2月下旬。 先日、今シーズンの猟期が終了したと知り、ラストジビエということで、雉、ヒヨドリ、タシギの3種類の野鳥を堪能しました。 まずは温野菜のサラダ。コリアンダーのドレッシングをかけていただきます。後が控えていますので控えめの量にしてくださいました。 野鳥は、雉の半身で2品、1品目は胸身をレアに蒸すかポシェしてクリーム系のソースで仕上げたもの。皮は噛み切れないくらいに硬く飲み込みどきがわかりませんが旨味があるのであえてつけたままです。身はしっとりと柔らかく上品な旨味で美味。雉2品目は腿や手羽などのローストで引き締まった筋肉質で旨味も強い。かなり大きな雉だったようで2品でお腹いっぱいになりそうな程食べ応えがありました。 ヒヨドリは、シンプルに薪焼きです。 ヒヨドリは柑橘をたらふく食べて肥え太り、脂ノリノリでした。僕にはもう少しスレンダーなアスリートタイプの方がいいかもしれません。 タシギはローストで供していただきました。 頭はなし割にしてあり手掴みでガリガリと、あるいは脳みそをチュッチュッと吸って美味しくいただきます。 さほど癖は気にならず小さいながらも味わい深い美味しい鳥でした。 デザートは、マデイラレーズン最中。お勧めの食べ方で半分は黒豆にしてくれました。
2023.3.25
長崎のマツイカ、筍とアオサ 和のテイストで磯の香り豊か。 鴨鹿猪のシュウマイ 3種類をミックスすることで相乗効果で旨味倍増。 小綬鶏 薪焼き 子供の頃父から旨かぞと聞いたことがあり、ずっと食べてみたかったコジュケイ。子供の頃は朝、近所であの特徴的な鳴き声が聞こえていたが、今となっては貴重な鳥。淡白で素直に美味しい。 山シギ 薪焼き ジビエの王べキャス。コジュケイに比べ濃厚な味わい。 付け合わせのトガリアミガサダケ(ブラックモリーユ)が美味だった。 鹿の脛肉のスルタンのお気に入り トルコ料理。茄子が良い仕事している。 瓜坊の丸焼きバスマティライス詰め 成獣と比べるとあっさりしている。母親とはぐれてじっとしていたそうで、おそらく生きていけなかったであろうとのこと。そんな話を聞くと胸が痛むが、美味しくいただくことがせめてもの供養だと思う。命をいただくということを改めて考えさせられた。 デザートは、マデイラレーズンアイス最中 絶対旨いやつ。 食べたい野鳥を事前に押さえておいて後はお任せ。 和食、中華、トルコ料理などジャンルにとらわれない多彩なボーダーレス料理が次々に出てくる。 ジビエシーズン最後に山シギ、小綬鶏、瓜坊と貴重なものをいただけて幸せ。 ここは6人〜8人...
Read more熊本県庁前の特別な狩猟肉料理&ポルトガルワインのお店。前日までに要予約。夜は一回転のみで、それぞれのお肉が、どこで獲れて、どうすれば美味しいのか、こだわりを聞きながらジビエ料理を堪能できます。 薪焼き骨付き鹿にしゃぶりつき 果樹園で獲れた穴熊な脂がフルーティ 天草の猪はジューシーで食べ応えあり お肉に合わせてライトボディの赤ワイン Special game meat dishes and Portuguese wine restaurant in front of Kumamoto Prefectural Office. Reservation required by the day before. At night, there is only one rotation, and you can enjoy game dishes while listening to the attention to detail about where each meat is caught and how to make it delicious. Sucking on deer with wood-fired bones Anaguma fat from the orchard is fruity Amakusa boar is juicy and filling Light-bodied red wine to...
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