2月のうめ祭りが始まる前日の17時半、１ヶ月くらい前に予約して訪問。 おそらく偕楽園が賑わう時期は混み混みだろうと思ったが、店員さんに話を聞いたところ明日からは予約でいっぱいだそうです。更には開園を見越してか「アド街」でこの店が紹介されるようで、お店を伺うタイミングはここしかなかったということでしょう。

ということで二階の予約席へ。はじめから「あんこうのフルコース」（7000円）と決めていたのだが、１人だと注文できないらしい。ならばと、単品の「あんこう鍋」（3800）とあんこうせんべい（500円）とお目当ての「あん肝」を別注する（まぁ、一人ならこれで十分だし、高くなるわけでもないので不満はない）

茨木の地酒をあん肝をあてに戴く至福の時間を味わっているうちに鍋の方が準備ができた模様。店員さんが正しい調理手順で作ってくれるので完璧な「あんこう鍋」が完成しました。店員さんの話ではあんこうはたんぱくでそれ自身には味がないので、店独自の出汁に味の工夫をしているとのことです。この山翠さん（創業は70年以上も前とのことです）はしょう油ベースの出汁に隠し味的に黒味噌をお好みの量入れて頂きことで美味しく味わって戴くとのことです。

あんこうは何度が食べていますが、こちらで戴いた身はちょうどよい歯ごたえと出汁の旨みがベストマッチで今まで食べたどのあんこう鍋よりもうまかったです。 わざわざ東京からこの鍋を食べに来た甲斐はありました。また、機会を見て訪れること心に誓った夜だった。