とある金曜日の昼食。 まずは外観。佇まいこそ雰囲気はあるが、普段の客入りが少ないのか暖簾が痛んでいない。博多ラーメン特有のスープの香りが全くしない。 店内に入ると12時だが客は誰も居ない。客席は普通だが厨房とレジ打ちが汚れている。床と壁はカビか灰か分からないが全体的に黒ずんでいる。雰囲気のせいか店主も暗く感じる。カウンターの一番端に座り、「白スペシャル¥1,030」を注文。メニューの写真では味玉が入っていなかったので、トッピングの「味玉¥100」を注文。すると店主から「味玉はやっていない。」と言われた。やっていない?切らしているのではなく?と疑問に感じながらも惰性で「もやし¥50」に変更した。 カウンターの卓上トッピングは紅生姜と辛子高菜。いずれも少量。古いものなのか紅生姜の汁には油?が浮いていた。10分も経たずに着丼。(気持ち早いな、硬めなのかな?)と感じながらまずはスープから。そこまで白濁が感じられない博多ラーメンとしては珍しい透明感のあるスープ。味は…と1すすりでははっきりしなかったので、2すすり。かなり薄味の豚骨スープ。博多ラーメンの味を探しているうちに無味になってしまうほど薄味。美味いか不味いかと言われれば普通。トッピングのもやしは量は充分だが酸っぱい臭いがして鮮度には欠けていた。チャーシューも5~6枚程度乗っていたが薄くて小さい。値段もさほどなので仕方ないかと思い、次に麺をすすった。博多ラーメンの小麦感とコシは一切感じられない多加水麺に近い柔らかい細麺。麺の味は特に無く、スープも薄味なので早々に飽きが来てしまった。味変と思い、卓上トッピングを使ったが、全体的に少し酸味が増したくらいで無駄な抵抗に終わった。スープ残しでなんとか食べ終えてお会計。最後の最後まで博多ラーメンを感じられず、何を食べていたのかが分からなくなる謎の一品だった。 もう来ることはないだろうとお...
Read more土曜夜暗くなってからのIN。 店内には客はなかったので、店舗前の2台分の駐車場もサクッと停められた。
とんこつラーメンの旨い所といえばザボンだのぼたんだののような塩味、甘味、旨味の濃いめスープバリカタで食すタイプを思い浮かべるだろうが、長浜の屋台で食ったことある人ならわかるだろうが実際本場はすんごいあっさり目。 酔客の小腹をあっさりスープで麺で満たすだけのラーメンなので実はヘルシーだったりする。 地元の人はスープ飲まないしね。
そう言ういみでこの店のスープは豚頭から出汁取ってるだけあってなんとなく「それっぽい」。 市民権を得ているとんこつラーメンのイメージに近く(味濃いめに)寄せてはいるが豚頭はやはり骨髄溶かすのとは風味が違う。 スープの温度がどうのこうのと言われているようだがバラつきがあるのも店のご愛敬。 チェーン店以外の店ならどこにでもある。 ここは「旨い店!」と構えて来店する店というより、当たり前に駅前なんかにある店の味として定着して欲しい味だ。 小さい子供が家族で寄って食べて。 そして大人になり昔懐かしの味として会社帰りの空きっ腹に詰め込むような、そんな...
Read moreラーメン人気の盛岡においてはまさしく隠れた名店。 本物の豚骨ラーメンが1000円せずに楽しめる。というか何回か替え玉しても1000円。コスパはいいと言わざるを得ない。 豚骨ラーメン店では、麺の堅さ「粉落とし」が無い店も多いが、この店はしっかりとある。ラーメン意外のメニューはほぼないが、全く問題にならない。 近所の方々が楽しそうに談笑するのも見かけるので、この辺りの住宅街に住んでいる人にとってはアットホームな店でもあるのだろうな、と思いながら、余所者はひたす...
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