Cucina Italiana Gallura — Restaurant in Nagoya

幾人もの知り合いが名古屋でイタリアンといえばこの店はマスト！と噂は耳にしており、二ヶ月前予約で伺うことが出来ました。

八事にありますイタリアンの名店ガッルーラさんでごさいます。

まず入って驚いたのがお店のスタッフ皆さんがお若い！この手のお店ですと風格のある店外の出立から一歩気品のある店内に足を踏み入れテーブルに着くと、ベテランソムリエが出てきてワインをサーブしてくれそうな印象。←勝手な思い込み。笑

でしたが若手が躍動する生き生きとした店内。

みなさん真摯に対応してくださって非常に好感が持てました。これだけ大人数の若手を取りまとめるオーナー森岡さんすごいですね。

さてお料理ですが、素材のうまさを存分に生かした料理の数々です。

シェフはイタリアの名店の数々で修行をされた後、極め付けは我が地元日比野の中央卸売市場で目利きを磨くため働いていらしただけあって一品目のヒラメから最高でした。

繊細さ、奥ゆかしさを損なわない前菜のパスタ、冷静カラスミのカッペリー二。

ヒラメ本来の旨味と、物足りない中に絶妙なカラスミの塩味。

う、うっ…うっっうっ……うまい！目を閉じれば今もあの奥ゆかしさが戻って来ます。一言でうまいではなく二言目にうまい。余韻も含めて最高です。ワインで頂きましたが日本酒で頂いても合うんじゃないかと思います。

最近思うのですが、本当に美味しい名店の共通事項は二言目にも美味いだと思います。個人的にはこれほんと至高の一品だったなぁ。

そして冷製スープはマスクメロンのガスパッチョとオマールエビ、生ハム。

お口の中でエビの旨味に生ハムの塩味が合わさります。噛み締めればエビの濃厚な旨味、ハムの塩っけがさらに脳を刺激ックス。そこから舌先で味わうコンソメのジュレがお膳立てをしてくれてあぁ〜もぉ〜。 きわめつけはハムの煮出した泡！この醸しがはなからぬけてパーフェクトコンビネーション。これで終わりかと思いきや深層に佇むメロンジュースに浸かったえびちゃんとハムちゃん。

濃厚なメロンの甘みがまずく〜る〜ぅ。が…甘ったらしくなりそうな所を、なんとちょい添えミントがまとめてくれるんでふす。考え尽くされた方程式。うまさで脳みそ溶けきって、美味すぎるこの料理の解がとけません…。

これを共有しようと、一緒に訪れた嫁さんに何度か接触を試みるも相手もやられきっている様子でコミュニティケーション不可。家族関係が崩壊する美味さでした。

ズワイガニとトマトのキッタラ。 トマトの酸味が勝気になりそうなのに甘さの余韻に包まれる天使のパスタ。 長野で食べたローメンの出で立ちにそっくり。正方形の切り口か印象的な中太麺です。

うっ…うまい…。 意外や意外。メインの素材であるズワイガニの旨味は近くではなく遥か遠くにいるんだけれども、この一品を語るにおいて間違いなく必要なエッセンス。 魚介の程よい旨味とトマトの旨味。さらに酸味が絶妙なバランスでマッチした一品。

いつまでも旨味が尾を引くパスタで、うますぎてため息でる。 あ、ブログ書いてる今もヨダレが出てきた…

他にも素晴らしきお料理の数々でしたよ。

基本的には1ヶ月に一度コース料理の内容を変えると言う事ですので予約が取れないため毎月とは言いませんがせめて色折々の素材を楽しむために春夏秋冬それぞれのコースを食してみたいお店です。

次の予約もせしめて余韻にしたりながらの帰路につく。

このありがたみに感謝し今夜も最高の料理ご馳走様でした。さ...

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