この店は幹線道路沿いにあり以前から車で前を通るたびに気になっていました。今回はマイレビさんのレビューを見たのをきっかけにようやく行くことができたのです。
1階部分が駐車場で2階が店舗になります(3階席もあるらしい) 。ロケーション的に車の方が便利そうですが、地下鉄の神宮西駅からも徒歩5分少々で行けるので、(主に)夜の部で飲酒する予定がある場合でも問題なさそうです。
店名通りに店舗のデザインは内外共に英国風となっており、特に内装は一見の価値があると思います。なので俗にいう”シャーロキアン“(※)にとってはその世界観に浸れるかも知れません。
(※シャーロキアン:コナン・ドイルが創作した名探偵、シャーロック・ホームズの熱心なファンや研究者のこと。)
私自身はシャーロキアンとまではいかないものの、シャーロック・ホームズは好きで、例えばちょうど今、Amazonプライム・ビデオで『シャーロック』という英国ドラマを観ている最中だったりします。
このドラマはこれまでのドラマや映画とは一線を画すもので、”もしシャーロック・ホームズが現代のロンドンで活躍したら…“のような設定になっているのです。見始めた段階ではかなり違和感を覚えるのですが、慣れてくるとこれはこれでアリかなと思うようになり、次第に面白くなってくるのです。
ということで、この店の話に戻します。
外階段を上がり重厚なドアを開けると一気にシャーロック・ホームズの世界に入った気がしますが、ここで評価が分かれる最初のポイントが出て来ます。
それは”タバコくさい“ということです。
この店は、今では珍しくなった”喫煙可能店”なのです。そのため20歳未満は入店できません。そういう意味では“ノイズ”のない大人な世界に浸れるのかも知れませんが、非喫煙者にとってはマイナスポイントとなっています。(私も非喫煙者です。ちなみにシャーロック・ホームズのシンボルはパイプです。)
今回はモーニングセット狙いで平日の午前中にお邪魔しました。広い店内に先客1名と店主と思われる男性が1名いた状態で入店すると、店主に座る場所を指定されました。たくさん席があるので私はてっきり「お好きな席へ」と言われるのかと思っていたので、ここでも評価が分かれそうです。
なぜなら、どうせだからとミステリー小説を持ち込んで、モーニングをいただきながらまったりと過ごしたいと思っていたのですが、窓の方を向く格好で座るカウンター状の席に座るように案内されたので、本を読もうとすると窓から入ってくる外光が逆光になってしまい、本が非常に読みにくいのです。確かに景色(と言っても市街地ですけどね)を眺めながらのモーニング・タイムというのも良いのかも知れませんが、読書には向かない場所と時間帯だったのです。ちなみに店内の照明は、夜の部の雰囲気を重視しているのか抑え気味になっているので、逆光をカバー出来ないのです。
モーニングの時間帯だからか、指定された席にはモーニングメニューのみが置かれていました。グランドメニューなどは見当たりません。私のようなメニューが気になる食べロガーにとってはこの点も残念なポイントになります。
モーニングはコーヒーか紅茶を選べますが価格は異なっていました。一般的には同一価格のことが多いのですが、この店では紅茶を選ぶと高くなります。差額はわずかですが、この点で「英国オリエンテッドだから紅茶にはこだわりがあるのだろう」と考えるわけですが、実はそうではなかったのです。
今回はその紅茶の方のセットを選択しました。紅茶は「ストレート」「レモンティー」「ミルクティー」を選べます。また、追加料金を出せばお代わりも出来るとメニューに書かれています。そこで最初は香りを確かめるためにストレートにし、お代わりで「ミルクティー」を飲むことにしました。
ところがです。2杯目のミルクティーは何と「ストレートティー」にスジャータのポーションを付けただけだったのです。この点が今回の最大の残念ポイントとなってしまいました。例えコスト面でこうせざるを得なかったとしても、あらかじめミルクティーの形に仕上げて配膳すべきです。雰囲気が台無しだし、そもそも「ミルクティー」を選ぶ意味がないと思います。見掛け倒しそのものの紅茶の三択だったのです。
もちろん単品でそれなりの金額を出せば(たぶん)本格的な紅茶もいただけるのでしょうけど、グランドメニューが見られなかったので、それも確かめられませんでした。確かに食べログなどで調べることは出来るのですが私は「そうじゃない」と思います。実店舗に来た意味がないのです。
食べログで事前に調べるという意味では、モーニングセットの内容もかなり不可思議なのです。
事前に食べログの写真情報でモーニングセットはどういう構成かを調べた際に、「パン」「オムレツ」「ベーコン」「付け合わせの野菜」という写真が点在していたので、てっきりその内容で提供されるものかと思っていたのですが、今回はベーコンは付いて来なかったのです。
モーニングにとってベーコンの有無はかなりイメージに差を生じると思います。“朝食にカリカリベーコン”というステレオタイプ的なイメージは根強くあると思いますが、それを期待してきたのに見事に裏切られました。
実はこうなった理由を後日入念に調べた結果、判明したのです。それは「モーニングセットの内容をコロコロ変えている」という事実でした。正確な日付は不明ですが、時期によって内容と値段が異なっていたのです。もちろん昨今の事情で値上がるのは致し方ないとしても、この店は単純に価格を上げてはいませんでした。
食べログの投稿内容から今までのこの店のモーニングの遷移をまとめてみます。全て紅茶を選んだ際の税込価格で統一しています。日付はその時点の状況であり切り替わった時期を示してはいません。
2021年7月 630円 ベーコンX 2022年5月 700円 ベーコン◎ 2022年12月 750円 ベーコン◎ 2023年9月 770円 ベーコンX 2023年12月 820円 ベーコン◎ 2024年5月現在 770円 ベーコンX
月度を見ても季節によって切り替えている感じでもないのでパターンが読めません。可能性があるとしたら当日の準備の状況によって日々ベーコンの有無を切り替えている運用、というのも考えられますが(直近の3行から推測は出来る)、他店でそんなパターンを見たことはありません。
ということで、今回は期待して行った分、落胆した面が多くなってしまい残念だったと言うしかないのです。新規の店舗に行く場合は、ハードルを上げるものではないですね。いい教訓になりました。
最後に付け加えるなら、店主のホスピタリティは可もなく不可もなく、というかプロファイリングを許さないというか、店名に合わせてミステリアスな雰囲気を出そうとしているというのか、とっつきにくい感じでした。実際にどういうキャラクターかは、おそらくこの店のメインステージである夜の部に来れば分かるのかも知れませんが、私はおそらく行かないと思います。
ごちそうさまでした。
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その他の気付きメモ: ▶︎BGMはクラシカルな感じのインストゥルメンタル。ピアノ曲も流れていた。 ▶︎紅茶のセットを頼んだ場合はおかわりにコーヒーを選ぶことは出来ない(逆も同様だろうけど何かモヤッとする。差額は払うのだからいいと思うのだが) ▶︎モーニングセット(紅茶) 770円 ▶︎紅茶おかわり(ミルクティー) 300円 ▶︎オリジナルグッズ(メモ帳)...
Read more2023年元旦12時40分頃に妻とお邪魔しました。このお店の前の道を20年通り続けておりますが、初めての来店になります。 この時間、お目当てのお店が列をなしていたのに対して比較的外観から空いていそうだったので入店したというところが本音ですが、1階は駐車場、2階が店舗で、階段を昇るときにもメニューなどが配置してあり、結構オシャレな雰囲気。 店名が『シャーロック・ホームズ』だけあり、英国風にしてあるのでしょうか? 個人宅のような店の出入り口を入ると、シック&モダンな吹き抜けのあるやはりオシャレな喫茶店。 お昼時でしたが、店外からの予想通り、あまりお客さんははいっておらず、かといってテーブル席ではなく通りが見渡せるカウンター席へと通されました。 ランチメニューもありますが、メニューを一通り眺めるとけっこうお高めなプライスが。 まぁ元旦だし、せっかくだからと…それでもセットコーヒーがついて1500円のランチ2つと生ビールジョッキ、そしてチーズ&サラミをオーダー。 ご家族で経営されているのか、キッチンに男性二人、フロアに男性一人と品の良い高齢かと思われるご婦人が一人でした。 応対は懇切丁寧。ご婦人は家庭的でもありました。 オーダーして、かなりの時間が待たされます。前述したように、そこまでお客さんは入っておりませんが… 生ビールさえも結構な時間待たされましたが、提供されたビールは泡もクリーミーで、タンクが清掃されていないような店舗の味ではなく、大変美味しかったです。 チーズは一般的な味ですが、サラミは厚切りで量こそ控えめながら味付けはまさに正統派ビールのお供です。 さらに待たされて料理の提供がありましたが、妻はカツがのったミートスパ、私はカニクリームコロッケとエビフライです。 シェアしましたが、どちらも衣はサクサクというよりザクザクした食感で、油はそれなりに多めです。カニクリームコロッケはキチンと洋食屋さんの味ですが、カツなど柔らかいものの薄く、衣が主張しすぎな感がありました。 ボリュームは女性ならほどよいかもしれませんが、男性にはかなり少なめかもしれません。 他のお客さんがオーダーしていた紅茶はしっかりと砂時計で三分待って飲むスタイル。 これはお客さん、喜んでみえましたね。
コーヒーは一般的なものでした。
総じてコスパはアレですが、ゆったりとオシャレな店舗であたたかいサービスを受けな...
Read more短い滞在時間で、ここまでの思いをしたことは過去にありません。
皆さん遠回しに書いてますが、よく読むとヒントが隠れていました。 ・ティプレスに半分(以下)しか入れてこない店は初めてでした ・ティプレスを2人で共有することは、私にはありえないことです ・タバコの匂いが服について後で本当に気持ち悪くなった ・テーブルが空いていてもカウンターに回されでほぼ外しか見れなかった ・椅子は固くクッション的なものはない ・価格は・・・もうどうでもいい
入った瞬間...
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