鶴亀鮨 — Restaurant in Rikuzen-Takata

I love the quirky atmosphere with a sushi clock and messages from visitors on the walls. Abe-san used to run this restaurant in the town center but it and his home were lost in the tsunami. He has an English translation of his story available to read. This is a place to enjoy good local sushi and meet people from near and far working to keep Rikuzentakata going....

仙台から陸前高田へ。最初のお店が営業してなくて、なんの気無しに向かったのがこちらの鶴亀鮨さん。上にぎり＠2500円をいただく。

仙台で鮮度の高い魚介類を頂いている自分たちにとっても、ぐっとくる鮨の美味しさ。アワビなどの高級な🍣だけでなく、ガリもうまい。どこにも手抜きしてないことがわかる。

「なみだ巻」ってなに？ってところから会話が始まって、記念写真を撮って、復興支援の現状などを聞かせていただきながら、「楽しい寿司屋さんだなあ」ともてなしを楽しんで帰宅した。

帰宅後頂いた小冊子を読んで、さらに驚愕。大将の笑顔と美味しいお寿司の裏には、町を想う気持ちと哀しみが詰まっていることを知る。天が鳴ったという巨大地震。そして、避難所で懸命に毎1000食の食事提供に奔走された様子。そして、借金返済のために、と決まっていた転職と家族とのはざまで悩んだ末の結論。

巨大堤防を建てて、住民は仮設住宅から山間部へ自宅を移動し、ハードは揃ったのかもしれないが、巨額のローンを背負ったままではやっていけない。日々の暮らしは昼夜が分断され、高齢者の多い町から転出する人が後を立たないという。

山を削り、堤防ができただけでは、終わらない生活と経営。

店の経営と町の（本当の）復興への道にがんばってる大将をこれ...

仙台から来ました。お店の名物は『なみだ巻』という……なんですが、それは次の機会があればとして笑、今回は海鮮丼（並・１１００円）をいただきました。海鮮がおいしい、卵焼きがおいしい、そして付け合わせのワサビがおいしかったです。市販のチューブわさびと同じ感覚で海鮮の上にのせて食べたら、鼻の奥に強烈な刺激が来て、『なみだ巻』じゃなくても泣きそうになりました。『美味しんぼ』でも、すり下ろし方が上手なワサビは刺激が強いと読んだ気がしますが、まさにそんな感じです。お寿司屋さんというと少々敷居が高いイメージですが、鶴亀鮨さんは気軽に入れるお店です。６年前、仮設商店街で営業しているころからずっと来てみたいと思っていたのですが、今回その念願がかないました。また陸前高田に遊びに行った時は...