「一休軒は思い出」
昔、私は大財に住んでいた。松原神社前に一休軒はあり、近くに月世界と言うパチンコ店、ビニ本屋、夜になるとおでんの屋台が数店出ていた。
35年前より幼少から中学まで連れて行ってもらった。ラーメンの価格は500円、特製は1000円だったはず。周りの価格が250〜350円に対し当時としては高級。親も高いので連れて行きたがらないラーメン屋でもあった。 店内は金色のシートの椅子、B&Bの切り抜きが貼ってあった。店員の方は白い割烹着を着ていて、豚骨をハンマーで叩き割る作業を見たり、厨房から出てきた時に足元を見ると、天狗の様な一本下駄を履いていたのは驚いた。私の印象は一休軒は怖いおじさん達がいるラーメン屋だった。また行列は無かった。満席なら入らないのが当時普通だった。
私が松原の一休軒を最後に訪れたのは「寝台特急はやぶさ」が引退する前年の2008年。はやぶさに乗り佐賀に来た。それが最後だった。 それから数年後、一休軒が無くなった知らせが佐賀より届く。
数年後、どこで情報を手に入れたか忘れたが、広島に一休軒がある事を知る。今度行ってみようと2021年に予定を立てるが、2020年に閉店していた。佐賀の文化がまた消えていく。
いろいろ調べ詳しくは分からないが、佐賀に今ある一休軒はなんか違うらしい。松原の一休軒の流れを組むのは旧一休軒鍋島店、現もとむらとの事。
そして今日、ようやくまた愛知から来た。 特製ラーメン950円をオーダー。値段は安くなっている。一休軒の特製は当時は高級すぎて手が出なかった。メニュー板は一休軒の名残りを感じる。コショウもこの缶だったはず。丼の下にはステンレスのトレイが付く。一休軒がそうだった。
そして、いなり寿司。 コレは親父から聞いたのだが、松原の一休軒の隣に寿司屋があり、そこに注文して店に置いていたらしい。確かに寿司屋は一休軒の隣にあった。いなり寿司とおにぎりが一休軒にはメニューとしてあった。 いなり寿司が佐賀ラーメンのデフォと今日なっている様だ。 昔はレンゲは無かった。皆手で丼を抱えてズズッと飲んでいた。なので今でもレンゲの使い方がよく分からない。レンゲを現在でもあまり使えない私は、一休軒に相当鍛えられたと誇りに思う。
あと、麺の硬さ選択もない、替え玉はもちろん無い、佐賀ラーメンというトレンドすらなかった。
今は全国的に豚骨ラーメンと言うと麺の硬さが選べ、替え玉もある。なんでもかんでもミックスしたら、佐賀の文化が無くなると言っても過言では無い。
さて、ラーメンを食べよう スープはとてもあっさり、卵と麺を絡ませると独特の風味になる。スープは松原一休軒の時はもっとコクがあった様な気がする。アンモニア臭が弱い。一休軒のラーメンは私から言えばアンモニア臭だと思う。
味は旧一休軒とは少し異なるが、良かったと思う。 もう佐賀の文化を...
Read more2011年に閉店した佐賀ラーメンの名店:一休軒で、先代が修行されたもとむらさん。以前は鍋島一休という店名でした。今は2代目の息子さんが頑張っています。今をトキメク佐賀ラーメンの雄いちげんの大将が鍋島一休で修行されたのは、佐賀のラーメンフリークでは結構有名な話ですね。
かつて佐賀神社横にあった「一休軒」、佐賀玉屋裏にあった九州豚骨ラーメン界のレジェンド「三九ラーメン」。この2店が佐賀ラーメンの源流で、両店でラーメンを食べた私の経験はかけがえのない思い出。
三九ラーメンについて少し触れておきます。久留米系白濁豚骨スープが誕生したのは、昭和22年に久留米の杉野勝見さんが営んでいた屋台「三九」でした。当時の三九のスープは澄んだチンタンスープでしたが、火加減管理を人に任せて外出した際、スープをグツグツと煮立たせてしまった事で白濁したパイタンスープが偶然に誕生しました。 その杉野さんが屋台を四ヶ所日出光さんに譲って小倉へと移り「来々軒」を開く。 四ヶ所さんは久留米の屋台「三九」だけでなく、昭和27年に熊本県玉名市に二軒のラーメン店を「三九」の名前で開業。この店が熊本県で初めてのラーメン店であると言われています。 *諸説あり。他の屋台が先にあったとの説もあるが、路面店では初と言われている。
この玉名の「三九」から熊本県、宮崎県に久留米系豚骨ラーメンが伝播していきました。熊本は桂花、こむらさき、味千ラーメンなどが熊本ラーメンの源流となり、宮崎県は喜夢良が源流となりました。
その後、昭和31年に四ヶ所さんは佐賀市中ノ小路に移り路面店「三九」を開店。(その後、一休軒にラーメンの作り方をアドバイスしたそうです。) 平成25年(2013年)に火災により廃業されるまで、本家本元の久留米系豚骨ラーメンを作り続けました。だから「三九」は九州豚骨ラーメン界のレジェンドなのです。
話を戻しましょう。 佐賀ラーメンは生卵入りがデフォルトですが、自分は生卵は入れません。ここは替玉も大盛りもないので、普段は控えているラーメンプラス炭水化物であるご飯か稲荷をつい食べてしまいます。 あっさり豚骨スープで塩加減が絶妙。豚骨塩ラーメンと言っても良いくらい。麺は佐賀ラーメンらしくやわ麺。これがスープと合っています。チャーシューも味が濃くなくて食べやすいですね。メニューにないオニギリがあるようなので、次回のお楽しみにしましょう。 ご馳走さまでした。
引用文献 原 達...
Read more2023.5.2 “歓迎光臨そういう事か!”
佐賀市鍋島町
〜ラーメンとギョーザとごはん〜
GW2日目、、 映画を観たいという事で佐賀へ!! 玲's1号はカーミットのらーめん屋に行く気満々も残念ながら移転準備中、、
自分の中ではあの殿堂店の気分!! って事で行って来ました!!
がっっ、、 開店前から駐車場は満車で店前に長い行列、、
そのまま素通りし仕方ないので今度はコスパ重視でラーメン390円のあの店へ行って来ました!!
がっっ、、 昨日に続きの優柔不断、、 いざ店の前まで行くもやっぱり老舗の名店のラーメンが食べたくてまたそのまま素通り、、wwって事で今度はほんとに行って来ました!!
“らーめん...
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