ビストロでぐち

家族でハーフコースいただきました。 アミューズで一般的なキッシュは豆腐並みに柔らかいのがスタンダードな中で、ここは具材を燻製してから仕上げにローストしているかのような歯応えがあります。ただし繋が弱いのかナイフで切るとボロボロになりホークで拾い集める感じです。まあ、もっと素材のクセがあって良いのですが個人的には好きです。 妻の生ハムをもらいましたがこちらの方も目指している味がわかります。スープは煮だてたのか泡立つほど熱々です。個人的には真冬に冷製スープでも構わないのですが煮だっても失われるものがないのでシェフの意図を感じました。顧客の口に温かいスープを届けたかった結論的手段でしょう。 定番メーンの牛すじ肉の赤ワイン煮（+250円）は繊維を小分ける牛頬肉と違いぷるぷるでした。ソースの味は強くなく牛肉旨味が味わえ赤ワインらしさもしっかりあり満足感があります。ナイフインは豚肉の角煮？欲しかったのは筋繊維的な赤身ですけど悪くはないです。 総じて美味しいです。 接客に対して口コミに不満が記載されてますがこの店御夫婦？の経験からの最終形態ですからお互い尊重すべきです。 星は人を誘えるレベルで4を付けました。個人の評価基準で星5つは地域復興を含めた社会的意義を含有している場合のみ付けていますから、この店はこの値段にして十分満足で最高得点です。