東八道路の前原交番前の交差点近く、中華そばの江川亭の道挟んだ向かいにある。ランチどきはいつもお客さんが溢れていて、いつか行こうと思っていた。今日はそんなでもなく、駐車場も空きがあるような気がして、運良く最後の一台に止めることができた。 調べると1970年創業とのこと。50年以上続くのだから、味は街が保証したようなもの。入り口付近にはショーケースがあって、マドレーヌ200円、ハイレーズン150円、手作りキャラメル120円などリーズナブルなお菓子が並ぶ。店内は業歴相応の落ち着いた雰囲気、客層も良さそう。 店内は客席が区切られていて、手前が一般で15卓ほど、奥が団体も使えるスペースで20人くらいは入れそうに見えた。 ランチメニューはAの肉が1500円、Bの魚が1600円、まあまあの値段だが、食べている方の卓を見ると、ちょっとしたコースになっているので、むしろリーズナブル。食後にコーヒーか紅茶まで付く。ご飯の大盛りは150円増し、盛りはいい方だと店員さんがいうので、今日は大盛りなし。 10分ほど待って到着。木のプレートの上にメインとスープ、サラダの皿がそれぞれ載る。肉はヒレカツにデミグラスソース。魚はムニエルにマスタードソース、ちょっとタルタルっぽい。 まずサラダが丁寧。色んな野菜が載って、蒸したさつまいもが載っているのは高級店の証である。スープはコーンポタージュ。とても濃厚で、最後カップに残ったのを舐めたかったくらい。メインのヒレカツとデミグラスソースが絶妙。時々オカズにならないデミグラスソースがあるのだが、こちらのは絶品でカツにつけ、付け合わせのじゃがいもにつけ、人参につけ、パンがあったら拭き取って食べたかった。ご飯は適量で、付け合わせ含めオカズが色々あったので足りないことはなかった。 食後はホットコーヒーをいただいた。お店でゆっくりコーヒーを飲むのはいつぶりだろう。ちょっと酸味の効いた濃いめのコーヒー。これも美味い。 支払いはPayPayが使える。お菓子も少々買わせてもらった。マッチはひとり一個限り、これも今時珍しい。