【The町中華のThe炒飯】
阿佐ヶ谷駅から徒歩15分…約3000歩。 それなりの距離のところにその町中華は存在する。
店舗の横に赤いテント地でそして赤い暖簾に店舗名「喜楽」が鮮やかに書かれている。
午後13時45分くらいに訪問すると、先客はなし。店主のおじいちゃんとサービスのおばあちゃんと2人で店内に佇んでいた。 この空気を読むと、つい自分が動いた方が良いのではないか?と思ってしまった。なのに、おばあちゃんが麦茶を運んできてくれる。早速「什景炒飯(=五目炒飯)税込800円」をオーダー。
ば「今日は寒くなったねぇ」、じ「そうだねぇ」と言う会話があり…そこにカンカンとリズミカルに心地よい中華鍋を振るう音が聞こえてくる。しばらく耳を澄まして聴いていると、30秒程度で一度音は消え、ジャッと何かを入れた音とともに再び数秒間だけ中華鍋の音が聞こえて来た。 どうやらこれは玉子焼きを焼いていた音のよう。
おばあちゃんが五目炒飯を運んできてくれる。続けてスープも。 炒飯の半分に玉子焼きが乗り、もう1/4に蟹缶のほぐれた蟹身が乗っている。 チャーシューではなく、結構の量の豚肉のコマ切れが入っていて、味に影響を与えて旨味を出している。形はキレイではないが色合いはそれなりにバエる。
ひと口食べるとしっとり炒飯で塩気も濃いようで絶妙。なかなか美味しい。少量入っているネギも良いアクセントになっている。 炒飯とスープの相性はかなり良い。 これがそもそもの炒飯で、他は間違いだ、と言われたらそう思ってしまうような堂々とした町中華のど真ん中炒飯(五目にしてしまったから、本当はちょっと違うかもしれないけど…)。
厨房のおじいちゃんは「眠いから昼寝したい」と呟いているし、おばあちゃんはおばあちゃんで運び終えたところで「じゃあ、帰るね」と言って帰ってしまった。なんだか本当に僕が昼間の良い時間を邪魔してしまったよう。
みんな自由なのね…。こう言う昭和の中華料理店もどんどん街から消えていく。 貴重な体験をさせていただきました。 また来て次にはノーマルな炒飯か、アラカルトで酢豚や青椒肉絲、芙蓉蟹、野菜炒めとかを食べまくりたい、な。
最後に自分の食べた後の食器をカウンターに自分で片付けて、「ご馳走様でした。寒くなって来たからお体お大事にしてください」とご挨拶をゆっくりお昼寝して下さい。さすがに『どうぞ昼寝して下さい』と...
Read moreとても穏やかで感じの良い大将がいるとても良心的な価格の町中華店。 外にメニューがない中の様子も分からないから少し不安だけど入る価値があります。 ラーメン大盛りとチャーハンを頂きました。 ラーメンは所謂町中華のラーメンで誰もが思い浮かべる味でスープがチャーハンとよく合います。 チャーハンが米の炒め具合、味付け加減が絶妙で美味い! 次、この店来てもチャーハン頼んじゃうって思いながら食べるほど美味い! 激しい雷雨の日の来店でしたが大満足です! 初来店から週一ペースで来店し色々な料理を頂いてますがどの料理も美味しく、とろみやフンワリが好きな人なら満足する事毎違いないです。 特に卵の調理が素晴らしい。 追伸、大将は足の調子があまり良くないので配膳とか手...
Read moreチャーハン...
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