少し遅め、ランチタイムが終わる少し前にお邪魔した。 十割はもう終了とのことで、合鴨せいろを注文した。 いつもの天麩羅は?と思われるだろうが、事前の写真チェックで、天麩羅が如何せん触手が伸びなかったのと、上田では鴨のメニューが有る所が無いので、敢えての鴨せいろ。
蕎麦は綺麗に打たれているのだが、なんだろうツナギが悪いわけでもないのに、硬いという食感、食べ進めることでなんとなく状況を理解できた。綺麗に打たれている蕎麦が短い。 多分、打った蕎麦を裸で置きっぱなしにしていたのではないか? 時間的にもランチの始まる時間から、既に2時間位たっている。 蕎麦が乾燥してしまったのだと思う。 ふきんやラップをかけてあれば、こうはならなかったはず。残念だ。
ツユは鴨肉のスライス2枚と、つくねと、筋っぽい小さな肉、ネギが入っていた。 まず、鴨肉独特の脂身の旨味がとても薄い。そして口の中で主張しすぎる苦味。ネギも3cmぐらいに切られているのだが、クタクタで筒抜け状態になっている。 これは、継ぎ足しの作り置きのツユだ。 先客から出すことで、脂分が残り僅かになってしまっている。 継ぎ足しをすることで、苦味が凝縮されてしまっている。 ネギは入れっぱなしなので、筒抜けしてクタクタに。 鴨肉の筋部分」あれは全く要らない。あんな硬い部分を客に出して何がしたいのだろう、せっかくつくねを入れてるなら、全部つくねにすればよいのに。
薬味は、瓶タイプの八幡屋礒五郎と伊那?の一味唐辛子がお膳に乗っかってくる。
蕎麦を乗せるザルは目がほつれて、蕎麦を食べ進めた時に、蕎麦の間から顔を出していた。
なんとも、一つ一つが手間を惜しんでいる感じが残念だ。夜間も営業しているようなので、お疲れなのか?夜のほうがメインなのか?しかし、すぐに改善できる部分ばかりなので、次回に期待したい。
店の雰囲気はとても良く、小洒落た古民家といった感じだ。 ただ、入り口左の引き戸に生彩がなく、一瞬、入り口は?と思ってしまう。左側だけ見ると、廃墟のように感じる。
それと、照明配線と電気配線がなんともお粗末な感じがする。あの雰囲気で、ナイスハットが丸出しとか勘弁してほしいが、それは工事屋のセンスなのでどうにもならない。
夜営業もしていて、蕎麦以外のメニューも有るようなので、気が向いたら...
Read more新幹線の乗り継ぎや上田電鉄への乗り換えなどで利用してる上田駅ですが、今回は上田で美味しい蕎麦と可能なら旨い1品を食べたいと思い、ユーチューブやGoogleMAPでお店選びをし、こちらに初立ち寄りしました。
6月と言うのに真夏のような日差しと暑さ、迷う事なく液からタクシーでくろつぼさんへ。
上田の里山風情を感じる住宅地内に佇む趣きのあるお店。
古民家で営んでいると聞いていたように店内は、更に趣きある設えでした。
事前に2名で予約をしていたので4人掛けのテーブルを2名で使える嬉しいスタートでした。
まずは、くろつぼさんで初の蕎麦屋呑みとして、瓶ビール、馬刺し、蕎麦味噌、鴨の塩焼きを注文。
瓶ビールには、お通しでホタルイカの沖漬け?が付いてました。
馬刺しは赤身で肉厚、2人前はあるか?と言うボリュームで1,300円と驚きコスパ価格。
上田や別所温泉で良く馬刺しを頂きますが、それとは異なる本マグロの赤身のような馬刺し。 添えの辛味噌も、味噌の本場信州らしい旨み溢れる辛味噌、この馬刺しにはマストなアイテムです。
蕎麦味噌は、しゃもじに乗せて炙った焼き味噌スタイルで登場。
信州味噌と蕎麦の実が炙られて味わい深い酒泥棒な味。
鴨の塩焼きは、これも肉厚で見た目と異なり柔らかく、旨みが口に溢れる鴨焼き。
これも!酒泥棒な品でした。
蕎麦屋呑みの〆として、十割そばとスタンダードな盛り蕎麦を注文。
連れと食べ比べしましたが、どちらも流石!と思える蕎麦。
十割そばは塩を薄く掛けて全部食べたくなる蕎麦だった鮮明に記憶してます。
蕎麦汁も口から鼻腔に抜けるカツヲの風味を柱にした出汁の香りと、奥行きと立体感がある返しの風味のハーモニーがたまらん汁でした。
是非、そうめんのようにドボン!と蕎麦をつける事なく、ちょんと汁を食べて欲しい汁だとも強く思います。
長くなりますがm(_...
Read more上田城跡公園の裏側、風情ある街並みに佇む人気蕎麦屋「くろつぼ」さん。古民家をリノベーションしたお店は落ち着いた雰囲気で懐かしい感じです。
1人で訪問したのでカウンター席に案内されました。 くろつぼ膳 2750円を注文、待つこと約15分お膳がやって来ました。 お膳全体が木製のトレーに美しく盛り付けられ、一つ一つの器にもこだわりが感じられます。 まず目を引くのは、鮮やかな彩りの国産の馬刺し。新鮮さが伝わる赤身は、程よく弾力で薬味の柚子胡椒が中々良い仕事をしています。 そして、丁寧に揚げられた山菜の天ぷら(コゴミとコシアブラ)は添えてあるお塩で頂きます。衣が薄くサクサクとした食感で山菜の苦味が感じられ美味しいです。 温かい軍鶏汁は、もりそばをこの温かいつけ汁につけて!豊かな鶏の出汁の香りが漂い具材の鶏肉やネギの色合いも食欲をそそり冷たい蕎麦との組み合わせは、まさに絶妙です。
そして、いよいよ主役のもりそば。竹製のざるに盛られた蕎麦は、細く切り揃えられ、職人の技が光ります。 長野県産の蕎麦粉を使用した十割蕎麦は細切りで長さはやや短めです。薬味はネギと山葵、蕎麦の豊かな香りはやや弱く感じましたが喉越しが伝わってくるようです。薬味のネギとわさび、つゆが、蕎麦の風味をさらに引き立てることでしょう。
お膳には、その他にも...
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