「いらっしゃいませ」なんともないその一言が場を一気に引き締めた。4日間頑張り続けた成果はここにあったのかと身を持って体感した。 時は5月16日、ちょうど春から夏への季節の入れ替わり。気温が上がるとともに、シーズンインに向け部内の士気も上がっていた。高校総体、それは三年生にとっては今までの集大成と言っても過言ではないだろう。今まで練習してきたことに自信をもち、部員一人ひとりが全力を出し切れた試合だった、と今振り返ればそう思える。 4日間続けてチームとしての闘志を燃やし続けていたからだろうか、終了後には部員全員の顔から疲労を感じるのはそう難しくはなかった。そんな時その疲労を忘れさせ、チームでお互いの努力を称え合えたのがこの場所だった。 「乾杯!」僕たちの120分に渡る戦いの号砲がなった。まずは野菜から口に放り込んだ。きっとどこかのおじいちゃんが真心込めてつくったのであろう、「よく噛んで食べるんだよ」とどこからか声がしたように思えた。次にメインの肉。期待しつつも「本当にうまいのか」と僅かな不安を抱いて口に放り込んだ。 「うまい!」 頭の中がその三文字によって一気に支配された。チャンカワイ帝国を遥かに凌ぐその味に思わず涙が溢れ出た。まさか食べ放題でこんなにも美味な肉を食すことができるとは。チャンカワイに入り浸り、ひたすらシューアイスを頬張っていた僕たちには想像もしなかったことだった。 そして最後にデザート。僕はふと思った。野菜、肉と美味のオンパレードだった。食べ放題のクライマックスとも言えるデザートがまさか庶民の味なんてことは許されない。そう思い僕はメニューを開いた。するとなんてことだシューアイスがあるではないか。庶民を極めに極めまくったチャンカワ王国が誇るシューアイスを、焼き肉キングでも提供していることに僕は落胆の感情を表せずにはいられなかった。僕は諦めつつもシューアイスを頼んだ。しばらくして運ばれてきた。ビニールに包まれたヤツはいつもと変わらぬ表情で現れた。「はぁ、またこれか」とため息をつかずにはいられなかった。がっかりとした心情でそれを口に含んだ。するとどうだろうか、いつも僕が口にしているバニラのヤツではなかった。抹茶味だ。僕はその衝撃で言葉が出なかった。やはりやってくれた。焼肉きんぐは最後にとんでもないサプライズを用意してくれていたのだ。 野菜、肉そしてシューアイスと、僕の世界に革命をもたらしてくれたその場所を僕は忘れることがあるだろうか。いやきっとないだろう。ありがとう焼肉きんぐ。その思いを噛み締めて今後の人...
Read more入口の椅子が汚くて座れない。 席に通されるとテーブルも椅子も食器も汚いので、食事の前に用意されているお手拭きで掃除をさせられる。 提供されたソフトドリンクのプラスチックのコップはお手拭きが汚れるほどちゃんと洗えていない。 最初に肉とライスを頼んでもライスだけ20分以上来ない。 やっと女性スタッフが持ってきたが何故かライスにネギ。茶碗の外側には肉を触った指の跡がべっとり。 交換してほしい旨を女性スタッフに伝えるも、また暫く来ない。 やっと届いたかと思ったら今度は内側に肉を触った指の跡がべっとりついた茶碗で持ってきた。 バカにされているのかと思った。 別の男性スタッフに見てもらい交換してもらったらライスはべちゃべちゃ。 そして小ライスなのに定食屋の大盛りレベル。 この男性スタッフは丁寧に対応してくれた。 肉もサラダも冷麺もどれもしょっぱすぎて、それだけでは食べられないほど。 サンチュはビチョビチョで提供され、漂白剤臭くて食べて良いものか困る。 女性スタッフが空いたテーブルをものすごいスピードで片付けているが、食器を下げるだけで掃除は全く出来ていない。 これ程酷い店なかなか無...
Read moreNah, waisted few hours of waiting and the front staff keep saying to continue to wait for an hour or so, we just decided to leave and find another...
Read more