その不思議な形状から現在でも謎多き飛鳥時代の巨大な石造物も近年の発掘調査で石垣遺構や亀形と小判形の二つの石槽と砂岩切石組による湧水施設が見つかるなど謎解きのパーツが加わり史跡範囲も広がり名称も酒船石遺跡と変更されました。 飛鳥時代〜平安時代までの間、継続して何かしらの祭祀が行われていたようですが土器などの祭祀具が大量に見つかるといった事はないようです。湧水施設周辺の発掘調査の写真を見ると京都下鴨神社の御手洗川とそっくりなので禊や水占いでも行われていたようにも見えました。下流には飛鳥池工房遺跡や飛鳥寺が並ぶ上流に位置するだけに意味深げです。 今回は文化館の常設展示や駐車場が無料なので有料エリアも見学しましたが二度目は無いなと思いました。見学したかったのは初期の斉明天皇の天理砂岩が混ざって葺かれている所だったのと、一つ一つ丁寧に石が葺いてあったのが歩き難い石畳のように復元されていてガッカリでした。 亀形石槽、酒船石、石垣遺構と3箇所に分かれていて亀形石槽のエリアは有料です。 文化館からは入り口と反対方向に駐車場を出て“亀形石槽”は受付で協力金300円を払っての見学です。遠目から覗き見できそうですが見えなくなっています。 “石垣、酒船石”は受付横の階段を登った先にあり場所的には石槽の裏手側の林です。有料エリア...
Read moreJR東海、奈良の観光キャンペーンで、鈴木亮平さんが訪れていて、ずーっと気になっていたので、奈良の旅で立ち寄りました。万葉文化館駐車場(無料)に車を止めて、最初に亀形石造物を観覧しました。観覧料金(文化財保存協力金)は、大人300円、小・中学生100円です。亀形石造物周辺は、導水構造と立地から祭祀空間と想定され、多くの謎に包まれた石と水の都・飛鳥を体感できる場所です。この後、小高い丘陵にある酒船石へ、料金所横の整備された遊歩道で向かいました。飛鳥の謎の石とされている酒船石は、悠久のロマンを感じさせらる物でした。斉明天皇の「両槻宮」ではないかとも推定されており、丘陵にある酒船石との関係などが、大いに注目されています。プチ情報ですが、酒船石は元々楕円形の石でしたが、高取城築城の際に、一部削りとられ、...
Read moreWorth a stop by and in the shop that sells artifact replicas from...
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