秩父札所21番より徒歩30〜40分 拝観料は無料
山号 華台山 宗派 真言宗豊山派 本尊 聖観世音菩薩
このお堂は旧蒔田村・清水谷の山奥に草創されたと伝えれれている。 昔、子どもたちの間に疱疽(天然痘)が流行したおり、観音様を祀って祈念し、岩間より生ずる清水をつけてたところ病がたちどころに消え失せた。 延喜年間(901~922年)に府坂の地に移され、以来子どもを病魔から救う観音として童子堂と呼ばれるようになった。なお、現在の観音堂は元禄15年(1702年)に府坂の地に再建され、 明治43年(1910年)に現在地に再度移築されたものである。との事です。
土台に入口と彫られたお地蔵様が迎えてくれます。 藁葺屋根の立派な仁王門で安置されている仁王像は印象的で味がある仁王様です。勝手な想像ですが仏師の方が彫られた物では無く信仰心が強い方が掘られたのか?実際この2体を彫るのはかなりの労力で大作で凄く記憶に残る作品ですね。 ただ本堂の方は腕の有る方が彫られた様で全面に素晴らしい彫刻、扉にも見惚れる彫刻(調べたら扉が開けられいる時は裏面が見えており、閉じた状態で表面だそうです。閉じた状態も見たいです)が有ります。 因みに堂内、本尊は撮影禁止ですので気を付けて下さい。 とげぬき地蔵、身代り地蔵、入口にも有りお地蔵様が有り多いですね。 大きな岩を組んだ中に仏像が有る様ですが隙間からしか見れないので良く見れませんでしたが、どうやって組んだ岩なのか?不思議です...
Read more秩父三十四ヵ所観音霊場の参拝でお伺いしました。 真言宗豊山派のお寺で華台山永福寺(栄福寺)といい、霊場第二十二番札所になります。 別称で童子堂と呼ばれています。 御本尊は聖観世音菩薩で弘法大師の作と伝えられる聖観音で、極彩色の金箔宮殿厨子に納められている。 童子堂の入口に立つと茅葺きの仁王門があります、入母屋造りの屋根で左右には素朴な印象の金剛力士像(左右ともユーモラスな同じお顔)が安置されています。 無邪気な表情が印象的な仁王で童子仁王とも呼ばれています。 観音堂は軒下や桟唐戸などに見事な彫刻(正面の桟唐戸には風神・雷神と迦陵頻伽)が施されている。 童子堂には子供にまつわる伝説が次々に生じて今の「童子堂:わらべどう」という呼び方が有名になりました。 江戸時代には栄福寺というお寺が童子堂観音の別当となって管理していた、現在も童子堂の入口に「永福寺」と...
Read more札所22番 華台山童子堂は、埼玉県秩父市寺尾にあります。本尊は聖観世音菩薩です。
札所22番は、21番前の県道を南に進んだところにあります。 県道脇に「永福寺」「二十二番入口」と書かれた石標とお地蔵様があるところが入口です。ここから荒川方向に細道を進みます。
駐車場の奥に茅葺きの山門(仁王門)が建っています。中の仁王像はかわいい表情です。 境内に入ると正面に本堂、右手に童子堂(観音堂)があります。
別当として童子堂を管理していたのが西陽山永福寺(栄福寺)です。 22番札所の童子堂はもともと別の場所にあり、21番から23番へ向かう巡礼道「長尾根みち」の途中(現在地より800mほど北)にありました。1910年(明治43年)に...
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