愛知県の蒲郡駅の南の方にある科学館です。できてからそれほど経っていないので建物内外まだきれいです。主に生命に関する事象を地球の成り立ちから陸、海の生き物の進化などを順を追って見られるようになっています。現在入場には予約制となっていて、2022年9月30日までとホームページには記載されていますが、状況によっては変更があるかもしれません。基本1時間ごとの枠が設けられていますが、今回行くにあたってきっちり時間通りに着くかわからなかったので、ホームページの案内に沿って2時間分の予約枠にて予約しました。現地に到着して建物の写真を撮って入口に向かうと中からスタッフが出てきて予約の確認をして行きました。まさか中から出てくるとは思っていなかったので面食らいました。中に入ってチケットの購入を済ませて見てまわる事になるのですが、1階のほとんどのスペースが感染症対策で利用不可になっていました。上には大きな吹き抜けになっていて、えらく大きなクビナガリュウの化石のレプリカが展示されています。そのまわりをらせん状の階段からも見られるようになっています。上の階に行くのにはエレベーターもあります。上の階の展示は広大な吹き抜けにおされる格好になって広いとはとてもいえないスペースにはなっています。自分が行った時はしばらく人がほとんどいなかったのですが、ほどなく次々と人が入ってきて、あっという間に人でいっぱいになりました。展示内容は全体的に予備知識があった方がいいと思われる高度な内容という印象です。タッチパネルを利用したモニターは反応がいまいちで字も小さく写真も鮮明とは言えません。横に何台も同様の物が並んでいますが近いです。大きなものに集約して周りのスペースを確保するべきかと思われます。他の展示も全体的に文面は読みやすいとは言い難いです。化石は床下にもあったりして面白い試みだとは思いますが、人が多くなってくると人の流れが悪くなったり思いもよらぬ事故が懸念されます。ミュージアムシアターという映画館のようなところでは恐竜に関するビデオの上映がありましたが、座席は設置されていなくて、カーペットを丸くカットしたような所に座る形式です。ここは段差がわかりにくいので移動には注意が必要です。随時展示内容は見直されていくとは思いますが、まずはスペースの確保を優先した方がいいんじゃないかと思いました。駐車場、駐輪場はあります。駅からそれほど離れていないので交通手段は恵ま...
Read more朝から気持ちが浮き立っていた。 今日は豊田市自然観察の森へ行こうと決めていたのだ。前々から野鳥をじっくり観察したいと思っていたし、せっかくなら世界のトヨタの本社も一目見ておきたかった。
朝の八時過ぎ、車のドアを開けると、細かい雨が降っていた。「まあ、そのうち止むだろう」と大して気にも留めずに出発したが、豊川あたりで雨脚が強くなった。ワイパーがせわしなく動き、フロントガラスを流れる水滴が、なんだか心の中までしっとりと濡らしてくるようだった。これはまずい。豊田へ行くのはやめたほうがいい。ハンドルを握りながら、行き場のない気持ちだけが車内に漂った。
とりあえず蒲郡へ向かうことにした。アピタの駐車場に車を停め、港の方へ歩く。冷えた空気のなか、海面にはスズガモやホシハジロが浮かんでいる。もうすぐ旅立つのだろうか。波間に揺れる彼らの姿をぼんやりと眺めていると、どこからかトビの鳴き声が聞こえた。見上げると、小雨の中を四羽がゆるやかに舞っている。家族なのだろうか、互いの距離を確かめるように、ふわり、ふわりと飛んでいた。
少し歩くと「生命の海科学館」があった。入口からはしゃいだ子供たちの声が聞こえる。特に海の生き物に興味があるわけではないが、雨宿りにはちょうどいい。館内をぶらぶらと歩くうちに、ふと、自分もどこかに漂う小さな生き物のような気がしてきた。
帰る前にユトリーナで温泉に入ることにした。湯に浸かると、気持ちが少しほぐれた。外を見ると、いつの間にか雨はやんでいた。ぼんやりと湯に浸かっていると、突然、ざわめきが起こった。振り向くと、年配の男性が浴場で倒れ、係員に運ばれていくところだった。その光景を見て、胸がざわついた。決して他人事ではない。
自分だって、いつ何があるかわからない。健康には気をつけなければ――そんな思いが、湯の温かさとともに心の奥にしみこんでいった。
湯を上がると、肌寒い夜の空気が頬を撫でた。今...
Read moreNot much to see here although it's a really nice place. The first and second levels have no entry fee, but the third level's fee is about ¥500. The exhibition now is about dinosaur fossils which I'm...
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