夏の企画展「戦争と平和」を観にいきました。この地方は空襲による大きな被害を受けなかったためか戦争被害というよりも国防婦人会など銃後の展示が中心となっていました。展示品の中に「慰問用国民歌絵葉書」というものがありましたが、よく見るとイラストを描いているのが元祖マルチクリエイターと言われている中原淳一先生でした。先生もこの時代を経験していたのかと感慨深いものがありました。 また展示されていた「写真週報」の神風特別攻撃隊を特集した号の表紙には 「一機命中に 神州を護持す あゝ 神風特別攻撃隊 忠烈 萬世に燦たり」 と書かれていました。 話は変わりますが、最近のウクライナ戦争の動画を見ていると、ウクライナ軍が使っている(ロシア軍もそうだと思いますが)自爆型ドローンは「カミカゼ」とか「カミカージ」と呼ばれている気がしますがこれは勿論旧日本軍の神風特別攻撃隊に由来するものだと思います。 こんな事を言うと不謹慎と怒られるかもしれませんが、戦争から80年以上も後の時代に、しかも日本から遥かに遠いヨーロッパの地においても影響を及ぼしているとは神風特別攻撃隊はまさに「萬世に燦たり」と感じました。 2025.8.28
常設展示では、家康の生母である於大の方やその実家である水野氏について紹介されています。また信長が実戦に初めて鉄砲を使用した村木砦の戦いについての展示もあります。他にも縄文時代から現代までの東浦町の歴史も展示されています。それほど大きくない資料館ですがなかなか興味深い展示だと思います。因みにこちらには緒川城、村木砦の御城印、更には於大の方の御姫印なども販売しています。ミニ企画展「郷土の書家...
Read more愛知県知多郡東浦町の郷土資料館は愛称「うのはな館」と言います。東浦町の歴史や文化財を展示紹介する歴史民俗資料館です。於大の方のについての展示もあります。近くにある水野家の菩提寺である乾坤院に、於大の方の父、水野忠政公の座像があったのですが、2016年(平成28年)に火災で燃えてしまいました。その炭化した座像が展示してありました。本当に生々しく、火災の悲惨さが伝わって来ました。私が訪れた時は展示の入れ替え中で、常設展示しか見られなくて残念でした。でも水野忠政、於大の方、徳川家康の親子三代の像が並んでいるのが見られたので良かったです。恐らく三つの像が並んで見られるのはここだけでしょうね。そんなに大きな施設ではありませんし、展示も多くはありませ...
Read more年に2回「うのはな館(東浦町郷土資料館)」では「企画展」が開催されます。 今回は「東浦の神社展」。神社は村の鎮守として村を守り、人々の生活と共に存在してきました。東浦町は5つの村が合併して出来た町なのでそれぞれに神社があります。緒川新田地区と村木砦の八剱神社を入れると7つの神社があります。 今回の企画展は、八剱神社以外の6つの神社を紹介しています。神社に伝わるお宝、そして歴史が展示されています。これだけのものを一堂に、間近で見れる機会はめったにありません。 2013年10月26日か...
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