新木山古墳の西に築かれた東向きの帆立貝形古墳で、墳丘全長45メートル、直径41.4メートル、高さ6.5メートルの後円部に幅22メートル、長さ7メートルの短い前方部が付く。周囲に馬蹄(ばてい)形の周濠が掘られ、さらに外堤があり、堤を含めた全長は62メートルとなる。墳丘は二段築成で、二段目には円筒埴輪の他に蓋(きぬがさ)、短甲(たんこう)、家形埴輪が立てられていた。墳丘と周濠には葺石(ふきいし)が施され、葺石の作業単位がよく残る。前方部の南東隅には張出部が設けられ、周濠幅が狭くなっている。埋葬施設は未調査で、埴輪から古墳時代中期後葉の築造と考えられる。古墳の遺構を盛土で保存した上に、かさあげ方式で築造当初の姿に復元整備してる。円筒、朝顔形埴輪は、出土遺物に基づいて製作した複製品を設置し、葺石も築造当時の積み方で葺いている。横に駐車場もあり公園風に整備されている。やや高台になっているので新木山古墳の全体像を見るのにもよいし、二上山や...
Read more車で行きました。高架の側道を上がると、墓地の向こうにありました!眺めの良い場所で新木山古墳も目の前です! 築造当初として研究された内容にかなり忠実なのではないでしょうか。葺石も、2種類使われており、二上山の石が使われていることが、石の形状から見て取れたので、写真に残しました。
帆立貝式の古墳の中でも、 墓道が作られているのは珍しく、 方墳部分が左右対称ではない部分の写真も載せています。(分かりにくいかもしれません)
墓石製造会社の向こうにこんもりとした山が写った...
Read more出土した円筒埴輪から、5世紀後半に、築造されたとみられる、墳丘長45メートル、馬蹄形の周濠と外堤を備えた二段築成の帆立貝式前方後円墳です。ナガレ山古墳の散策後に伺ったので、またこのタイプかぁと…でも免疫ついてましたので。墳丘はかさ上げ復元と整備を施しているので、本来の姿と相違がないのかは、よくわからないですが、あまり例のない、前方部の張出し部と葺石も再現されており、墳丘周りの散策が可能です。案内板もあります。短時間なら古墳北側の墓地駐車...
Read more