松本竣介と野田英夫の作品のコレクションで有名な群馬県桐生市にある私立美術館。設立は1989年(平成元年)。桐生市の市街地を一望できる水道山の中腹にある。建物は斜面に沿って建てられていて、5階建てになるが、入口は最上階の5階にある。元は企業の社員寮で、そこを美術館に改装した、とのこと。
桐生市出身の実業家、大川栄二(1924-2007)が収集した美術品6500点を中心にコレクションを構成し、収蔵点数は7300点に達するらしい。松本竣介と野田英夫の作品を中心に松本や野田と関係のあった画家達の作品も集めているそうだが、それだけでなく、日本の近現代の作家は広範囲に収集されているようで、長谷川利行、草間彌生、加山又造、オノサト・トシノブといったあたりの作品も拝見いたしました。
松本竣介の没後70年として2018年に松本竣介のアトリエを再構築する「俊介のアトリエ再見プロジェクト」をクラウドファンディングで立ち上げ、美術館の展示として2019年12月8日まで公開しています。
これだけの作品を拝見できるのはありがたいことなんですが、難点は東京から行くと、かなり不便なこと。まあ2時間半は確実にかかります。おそらくは東武浅草駅か北千住駅から特急りょうもうで新桐生まで行って、バスと徒歩でいくのがよろしいかと思います。最寄り駅としては両毛線の桐生駅や上毛電鉄の西桐生駅の方が新桐生駅よりも美術館に近いのですが、なかなか使いにくい。どれも本数が少ないのです。ちなみに新桐生駅にはタクシー乗り場があるのだけど、特にタクシーは待ってなかったし、バスは遅れてくるしとなかなか移動に時間がかかるのですが、それ...
Read more平日の訪問となります。 以前から行こう行こうと思っていましたが、なかなかタイミングが合わず念願叶って今回伺わせていただきました。 入館料はJAFの会員権を提示することで20%ディスカウントされます。 思いの外JAFの恩恵があることに気付かされました。 絵心、美術に明るくない私でも知るようなヘンリー・ムーア、横山大観などとても著名な方の展示品があることに驚きました。 館内の入館者は私一人のほぼ貸切の状態であったことからゆっくりと鑑賞することができました。 各セクションには革張りのソファーがあり、そこに腰を沈め絵画に囲まれて時を過ごすという、とても贅沢な至福の時間を過ごしました。 地元にまつわる作者、作品なども大変興味深かったことと、改めて穴場スポットであることに気付かされました。 今回は日本画をテーマに展示していましたが、時季によって色々なイベントを開催している模様です。 天皇陛下も鑑賞されたという大川美術館。 是非また足を運ばせていただきます。...
Read moreGood place. At first glance, it looks like to be a small museum. But the inside of the building has large space by stepped...
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