斎宮とは伊勢神宮に仕える皇女のこと。
天皇の代理で伊勢神宮に入る前に身を清めた場所で、 嵐山の竹林の小径にある野宮と同じ、皇族のための施設です。 後醍醐天皇以降に野宮や斎宮制度が廃止され神社になりました。 600年代からある歴史の古い神社です。
こじんまりとした境内。建物は伊勢神宮と似て朱が塗られてない素朴な感じです。 鳥居も大きな1本木で塗られていません。
神主さんは不在で社務所も閉まってました。少し寂れた雰囲気ですが手入れは行き届いてます。
ここの御朱印は珍しくセルフサービス。紙に自分でスタンプを押してつくります。 印は赤インク、文字は黒インク。ちゃんと年月日のスタンプもあります。日付の数字は後でペンで書きます。 お手本を見ながら慎重にスタンプ。結構きれいにできました。
インクの色や向きを間違えたらエラー御朱印になります。それはそれでレア物ですねw
君が代でおなじみの「さざれ石」が境内に奉られてました。 溶けた石灰石が周りの小石を巻き込んで固まるので、実際さざれ石は長い年月をかけて大きく成長するようです。
御神木も立派。境内を覆い隠すほどで遠くからでも見えます。
参拝者は少なく落ち着いて静かに参れます。素朴で歴...
Read more2025.5.18 斎宮とは伊勢神宮に奉仕した斎王の御所、"ぷらタモリ”で伊勢の”斎宮跡と祓川"が紹介された。 斎王様が再現され、皇族で未婚の方、そしてお勤めが6月と12月の伊勢神宮への赴き(おもむき)、その前に身を清めるのが祓川となります。
そんな由緒ある斎宮、斎宮神社がここにも有りました。倭姫命の別荘が有り、村人が天照皇大神を勧請して創建。歴史を遡ると禊を行った"有栖川禊”の旧跡もあるようです。神社の歴史、火事で記録を焼失しているのが残念ですね。
境内はこじんまり、清掃も行き届いています。先ずは本殿(拝殿)でお詣り、市の保存樹に指定の”ムクノキ"にさざれ石も見えました。3日前には葵祭の斎王様の行列を見たので、...
Read moreかつて有栖川は賀茂 紫野 嵯峨に流れ有栖は荒らすの意味があり、禊の行われる川、斎場を意味しこの畔に野宮が建てられ斎宮により禊 祓いが行われていたと見られ、又この辺りは斎(いつき)の森が有り、椋の神木はその名残りの古木です。そんな旧跡の地は、伊勢神宮を創祀した倭姫命の別荘があった所で、その倭姫命が亡くなった後地元民が祠を建て、天照大神を勧請したのが斎宮神社の創始になりますね。半世紀程前に社殿、白木の鳥居の改築、さらに三条通にあった椋を伐採。今はこじんまりではありますが綺麗に整備され、地元の方々...
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