Okadera-san Keisho-ji Temple — Attraction in Matsusaka

岡寺山如意輪院継松寺といい高野山真言宗のお寺で御本尊は如意輪家観世音菩薩になります。 天平十五年(743年)に聖武天皇の勅願により高僧の行基菩薩が如意輪観世音菩薩を御本尊として飯高郡石津郷(現:松阪市石津町)に開創したとされるる。 天平勝宝二年(750年)に当地で起こった大洪水で、寺の堂宇や御本尊が流失したが二見浦に住む三津五郎右衛門という人物が海中で御本尊を見つけたといい、その後三津五郎右衛門は出家し「継松法師」と名乗って寺を再興したと伝わりこの「継松法師」の法号が寺名の由来となっている。 近世に入ってから寺は現在地に移転したがその時期については天正年間(1573年～1593年)に蒲生氏郷公が松阪城を築城する際とも慶長十七年(1612年)に松阪藩主古田重治によるともされる説があります。 江戸時代中期の住職の快雄は韓天寿(書家)による法帖の模刻に協力しており韓天寿と親交のあった池大雅が伊勢地方来遊の折には継松寺に逗留し書画を残しています。 継松寺は日本初の厄除観音で聖武天皇四十二歳の厄歳の時に継松寺の御本尊「如意輪観世音菩薩」を宮中にお奉りして、祈願法要した後に再び御本尊を岡寺の地に安置したことから「厄除観音」として親し...

松阪駅西口から、北西方向に500mほど行った所にお寺があります。駐車場は、東側の道沿いにあります。山門は、反対側の西の道沿いです。 通称岡寺さんと呼ばれており、聖武天皇の勅願により創建された、日本で最初の厄除観音として有名なお寺です。書院や鐘楼、銅鐘等、多くの文化財があります。山号の書かれた額のある大きな山門をくぐると、正面に香炉堂、その奥に本堂があります。ご本尊は厄除観音として知られる如意輪観音で、本堂の正面には寺号が書かれた額の奥に如意輪院と書かれた額が掲げられています。右手には、寺務所があり、その横には、役行者の祠があります。また、本堂の左手には、地蔵堂や三面大黒天を祀った祠、さらにその左手には大師堂があります。 ３月の初午大祭には、県内外から...

三重県松阪市中町に有る寺院です。 通称「岡寺」宗派は高野山真言宗とのことです。

松阪駅前、県道２０号線のベルタウン交差点を北に向かい、寺院が並んでいる通りの東側、並ぶ寺院の一番北側です。周りには茶道具を扱う店、呉服屋、料亭が有ります。店によっては「岡寺隣り」と広告を出している店も有ります。

「日本最初の厄除観音の霊場」と謳っており、毎年３月上旬の「初牛大祭」の時は大変賑わう寺院ですが普段は静かです。

綺麗に整備された境内、本堂の鰐口は綱が長くてちょっと鳴らし辛いですが、いい音が出まよ。 本堂手前には献香用の香炉があり、香炉には「岡寺観音」と浮彫されており、線香と賽銭を入れる箱には「寄進　かめや精肉店」の文字が・・・先日閉店してしまったかめや...