Nestled high in the Yamanashi mountains, this ancient temple offers a serene escape from the hustle and bustle of city life. The drive up the winding mountain roads is an experience in itself, with each turn revealing breathtaking views of the lush landscape. What truly sets this temple apart is its spaciousness and tranquility. Unlike some of the more crowded temples in Japan, this hidden gem offers a sense of peace and solitude. Visitors can wander the grounds at their own pace, taking in the stunning architecture and meticulously maintained gardens. The temple's rich history and spiritual significance are palpable, creating a truly Zen-like atmosphere. A notable feature is the temple's grand staircase, a climb of 286 steps (if my friend's counting was correct!). This ascent, while perhaps not for the faint-hearted, rewards those who persevere with an even greater sense of accomplishment and a deeper immersion into the temple's elevated sanctuary. The temple is embraced by verdant greenery, with towering trees and vibrant foliage creating a sense of harmony with nature. The air is clean and crisp, and the only sounds are the gentle rustling of leaves and the distant chirping of birds. It's the perfect place to unwind, reflect, and reconnect with oneself. Whether you're a seasoned temple visitor or a first-time explorer, this ancient site in Yamanashi is sure to leave a lasting impression. Its tranquil atmosphere, stunning natural surroundings, and rich history – combined with the invigorating climb up its impressive staircase – make it a must-visit destination for anyone seeking a spiritual and...
Read moreWhen I go to temples in the mountains I'm going there partly to see the cool architecture and partly to experience the natural environment. As a result, I couldn't tell you much about the Buddhist history or whether the explanations or services were of lower high quality, but I can tell you that this is a very scenic location. I visited in late December when snow had fallen a little but in the lower areas everything had melted off, and it was quite scenic. You can hike to the top of the mountain or you can take the ropeway, and you have the same choice to go down. If you have time, I strongly recommend hiking down, because it's just a nice area to enjoy, what with the forests and vast expansive views. On a good day, Mount Fuji is visible...
Read more身延山と言えばすべての日蓮信者の心のよりどころ、そんなイメージがある。今回は国道411号線を最後まで走ってみようと思ったのと、そこから伸びる国道52号線の行き着く先に三保の松原があったので、その2つをバイク散歩のメインテーマにしたのだが、まさかその途中にこんなシンボリックな場所があるとは思わなかったので迷わず寄ってみた。
身延山の名前はよく聞いても、何という寺かはこのとき初めて知った。よく整備された国道52号線をひたすら南下すると身延山の標識が見えてくる。ナビがあるので設定したが、身延山の下が分からずナビがリストアップしたのを見てそこで「久遠寺というのか」と思った次第である。
側道に入り右に曲がるとあとは考えなくてもそこにたどり着けるような道を走る。 ただ、ここの構造は他の寺とはやや違っている。普通は総門というのだろうか、最初の入口に当たる門のところに駐車場があって、そこからてくてくと本堂に向かって行くのだが、立派な門だなぁとバイクに乗って走りすぎたのがどうやら総門のようだ。
そこからやや急な坂をしばらく登ると本堂まであと僅かというところまでバイクで登れてしまう。 のんびりと寺の情緒を味わうのならバイクはどうかなと思った次第。
駐車場にたどり着くと車は時間単位の駐車料金だがバイクは1日300円とある。勝手が分からなかったので車のゲートから入り駐車券も受け取ったが、あとで係員さんがやってきた。 券は係員さんに渡し、その場で300円払う。帰りはゲートを通らずにゲート脇の歩行者用通路から出ていけばいいと教えてもらった。
特にバイク用の区画はなく車と同じように停められるが、どうせ停めるなら日陰のできるスペースがある。そちらに停めるといい。
駐車場の入口の向かいには1軒だけ土産屋がある。おそらくは食事もできるのだろうがまだ時間的には早かったので、結果としては寄りそびれてしまった。 もうひとつ土産屋に行かなかった理由は、その反対側に目を引くものがあったからだ。その名も斜行エレベーター。興味が湧いて行ってみると小さなケーブルカーのようなものだ。それが確かに斜めに上に向かって行く。こういうものには目がない。一度は登ってみたくなる。で、土産屋にはよらずにこのエレベーターに乗ってみた。
僅か1分程度の乗り物で10人程度が乗れるかというくらいの大きさである。それでも登っていくうちに駐車場はみるみる小さくなり、遠くの景色が見えてくる。これが無料で乗れるのだから一度は乗ってみるべきだ。 これに乗ると何ともう久遠寺の本堂が目の前である。下から参道を登って来る人には申し訳ないくらいあっさりたどり着いてしまった。
久遠寺にはこの本堂の他にロープウェイに乗って奥の院とも言える思親閣があるが敷地の広さからいえば成田山新勝寺には遠く及ぶまい。 それでも五重塔の鮮やかな朱塗に本堂は対照的に渋い黒。すべてが一望で見渡せる程度の敷地だが、ここで日蓮は毎日山を登り法華経の真髄を極めていたのだと思うと、その思いがどんなものであったのかを感じたくなる。
ちなみに五重塔の中段くらいには十二支の動物がぐるりと塔を囲むように刻んである。どういう意味があるのか調べてないがきっと何かの意味があるのだろう。
本堂からは太い綱が伸びて広場の中心に立つ塔婆と繋がっている。善光寺でも見た御本尊をつなぐ綱である。この綱を伝って塔婆に触れれば御本尊に触れているのと同じというご利益が得られるという。
それはさておき、日蓮に限らず宗派の創立者は自分の打ち立てる宗派に何を見出すのだろうといつも思う。特に日蓮宗はその名のとおり日本独自の宗派である。天台や真言、禅宗のように海の向こうから持ってきたものではない。よほど強烈な信念がなければひとつの経典から自分の宗派を起こそうなどとはとても思わない。その信念の強さに思いを馳せる。
そして本堂を後にして、ロープウェイへ。800円は安くはないが思親閣とその途中にあるお手植の杉を見るとまた感慨に浸る。毎日山を登りお手植の杉が育って行くのを見ながら宗派の創立者は何を思うのだろうかと。
ひと通り見終えてロープウェイ乗り場の脇にある展望台から景色を見ればこれがまた絶景。そしてまた思う。日蓮はこの景色を見て何を思っていたのかと。
この寺はただお詣りに来るというよりはこの信念の人が何を思って毎日山を登り、この絶景を見てどんな信念を強めたのか。そんなことに思いを馳せる。そしてあわよくばその心の一端に触れることができる...
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