2023/09/03 水木しげるの『妖怪・神様にで会える異界』という本でこちらに祀られている精大明神さんが解説されており、絵が印象的でメモしいつか機会があれば伺おうと思っていた所、良い機会があったので参拝。今、ググってみると、ゲゲゲの鬼太郎の漫画、もしくはゲームで精大明神さんが登場しているらしい。 御祭神は精大明神(猿田彦神)と平野大明神(仁徳天皇)。駐車場は境内の広い砂場を利用。拝殿に向かうと、正面の唐破風の屋根下に鶴の彫刻。あまり気にしないが普通は龍か波の紋様、鳳凰あたりだと思うので珍しく感じた(稲荷社の方も凝っていた)。旗や拝殿に二つの神紋が見えるが、精大明神さんの鞠の神紋が可愛い。拝殿にて参拝後、右を見ると精大明神さんの能姿を表した綺麗な押絵が飾られている。 御朱印は拝殿に向かって左手にある神職の方の自宅にて頂いた。蹴鞠奉納祭は8月九日に行われたようだ。 由緒書きを読むと、平野大明神は668年に鎮座、藤原鎌足の創建と伝えられいるそうで、精大明神の方は642年に京都から奉遷され、応仁の乱で焼失後、こちらに相殿として遷座されたようだ。 以下は本で解説されていた精大明神のデータ。 神名は鞠をけるときの「精(せい)、精」という掛け声に由来するらしい。御神体は鞠。 大納言成道(なりみち)という蹴鞠名人が千日鞠(せんにちまり)を成就した日の朝に猿の姿をした鞠の精霊を見た(頭上に鞠の紋をもつ)。これより、精大明神は猿の姿をしていると言われるようになった。...
Read more社伝によると、天智天皇が志賀の大津の宮に遷都された時都の三里以内に守護神として祀られたと伝えられ天智称制七年即ち白鳳元年正月下旬に鎮座した。藤原鎌足公の創立と伝えられる京都西洞院家の管領の社である。「精大明神」(けまりの守護神)は猿田彦命で三十五代皇極天皇の御代、京都西洞院滋野井に鎮座の精大明神を御神託により大津松本本宮狐谷に奉遷された。現在旧跡に社標現存す。本宮に御鎮座当時、封戸数千石、摂社八十社有り。四時神事怠る事なく代々の帝王や武将の崇敬も厚かった。しかし応仁の乱で社殿等焼失したがその後天正二年現在地に遷座された。...
Read more京阪石場駅から歩いて5分ほどのところに鎮座する神社。少し高台にあるのでそこを目指して歩きましょう。住宅地に溶け込むようしてある参道への鳥居。その脇には「蹴鞠之神社」と刻まれた文久元年(1861)の石柱があります。8月には京都の蹴鞠保存会による奉納蹴鞠があるそうです。日曜日の昼前に社務所で御朱印をいただきました。奥様に丁寧に応対していただき達筆でした。心...
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