佐野城跡を歩いてきました。 すっかり公園として整備されてはいますが、手軽に曲輪、堀切を意識しながら歩けるなかなか楽しい城趾です。
佐野城は、最も高い本丸の標高が約56メートルという台地上に、南側から三の丸・二の丸・本丸・北出丸を直線的に配置した連郭式の平山城でした。
城の規模は東西約360メートル、南北約580メートルで、かつては広大な外堀を廻らせていました。
現在は、市指定の名勝「城山公園」として市民の憩いの場となっています。
この地は古くから旭丘といい、藤原秀郷の曽祖父の下野守藤成が延暦9年(790)に城を築いたのが始まりとされます。天慶3年(940)に秀郷が平将門討伐を祈願して春日岡山惣宗寺を建立したと伝えられます。諸説ありますが、慶長7年(1614)、佐野信吉によって、唐沢山城から佐野城への築城を開始したとされます。それに伴い、惣宗寺は現在の場所に移りました。
近年の発掘調査で、城内から礎石建物、石垣虎口、石畳などの遺構が確認され、瓦...
Read moreIt's a beautiful park, with places for children to play and adults to relax. Just one negative point, in summer there are...
Read more佐野駅(JRと東武鉄道が乗り入れ)の北口と直結していて、佐野城跡を利用して明治22年に開設された栃木県最古の公園です。
佐野城は、唐沢山城主だった佐野信吉が1602年に幕府の命を受けてこの場所に移ったものの1614年に廃城となった歴史の短いお城です。 天守台だったかなという雰囲気の場所はありますが、お堀や城壁が残っていないので、お城だったっぽいかなという印象の場所です。 何と、ここに短命の佐野城が築城される前は、関東三代厄除けで有名な佐野厄除け大師があったそうです。
平成の発掘調査で佐野城本丸から石畳の通路と石垣が発見されたとのことで、石垣は最もよく残っている部分で長さ6.4m、高さ1.4mとのこと。出土した石畳と石垣は保存のために埋戻しを行っているので見ることはできません。埋め戻した通路と石垣に沿ってこの付近から出土した石が並べられていますが、城壁の面影はほと...
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