2024.09.16 ・西区役所の向かい、地下鉄東西線琴似駅からも近い都市型の神社なのですが、たっぷりと敷地もとられていて立派な神社です。 ・お昼時だったんですが、参拝される方も多く地域からも親しまれていることがわかります。しっかりと森も形成されていて、いい神社ですね。 ・第一鳥居をくぐると左手に手水舎があります。手水鉢も石をくり抜いたような立派な鉢です。 ・龍の口から水が出るタイプです。水の中に北海道のプレートがあり、ビー玉が鏤められています。札幌市の場所は赤のビー玉が使われていて、とても涼しげでいいアイディアです。綺麗ですね。 ・第二鳥居をくぐると神門があります。かなり立派な神社だと改めて感じます。 ・神門をくぐると正面に琴似神社本殿、左側に琴似天満宮右手に報徳神社本殿がありました。報徳神社は現在改修中で、お参りすることができませんでした。 ・本殿は木の色が黒くなり、重厚感が増しています。金色の飾り付け部分が目立ち、何ともいえない感じになります。 ・社殿の中は、御神燈が灯され、床もピカピカです。御影石なんでしょうか?一部は石造りで立派な内部です。 ・参集殿です。都市部の神社だと神前結婚も時々行われるのではないでしょうか。例大祭や結婚の時にも使われるんでしょう。 ・参拝後、授与所で御朱印をいただきました。ちょうどお昼だったため恐縮しながら声をかけたのですが、快く対応していただけました。書き置き対応とのことで、質のよい紙に、長月参りとスタンプが押された御朱印で、屯田一宮の文字が印象的です。初穂料は500円とのことで奉納させていただきました。 ・失礼な言い方ですが、思った以上に立派で威厳のある神社でした。都市部にある神社のため、やや手狭で無機質な構造物が多いのかなと勝手な想像をしていましたが全然違いました。近所にあった...
Read moreすすきのの中心地から、歩いて1.5時間。歩きにくいパウダースノーの雪道を進む。辿り着いた先は、札幌市西区にある琴似神社。ここの主祭神は以下の五柱である。 ⿴⿻⿸ 天照大御神 豊受大神 大国主命 武早智雄神 土津霊神 ⿴⿻⿸ 日本に神社は数多あれど、この土津(はにつ)霊神を祀る神社はほとんどありません。会津の人ならピンと来ると思いますが、会津藩藩祖保科正之公の合祀許可により、ここ琴似神社で土津霊神が祀られています。 ⿴⿻⿸ 屯田兵制度。開拓使次官だった黒田清隆が、北方警備と北海道の開拓を目的に創設。ここ琴似に最初の屯田兵村を造りました。ここに入植した屯田兵の多くが、幕末の戊辰戦争で幕府に味方して敗れた東北諸藩の士族たち。「賊軍」として謂れのない至極強烈な差別を受けた旧会津藩からも、下北半島の斗南を経て、仕事と住居を求め、多くの人たちが雪深い琴似に渡ってきました。果たしてどんな思いで、この寒冷の地を踏んだのか。 ⿴⿻⿸ 下北半島の斗南でも、炉もない小屋で、蓆をかぶって眠り、死んだ犬の肉を食べて飢えをしのぐ、という悲惨極まりない生活を強いられた旧会津藩の人たち、さらに歯を食いしばってここ琴似で新たな生活と開拓に命をかけたのです。そんなことは歴史の表舞台に出てきませんが、確実に会津人の精神の中枢に受け継がれていると信じています。 ⿴⿻⿸ 切っても切れない縁が、札幌にある。会津人なら、すすきので遊ぶ前に行かなければならないスポットです。教科書が伝えな...
Read more(令和4年2月22日参拝) この日も朝から大雪の影響でJRも都市間バスも動いてません。 JRの特急は終日運休が決まっていますが、高速道路は開通したようなので、市内の道路状況が良くなれば運行再開するようです。 でもすぐには再開しそうにないので、その間に琴似神社まで向かいました。
琴似神社は3年前の3月以来の参拝となります。 地下鉄駅からもほど近く、参拝しやすい神社です。
ところが地下鉄駅を出るとこの日も大雪……。 神社に向かうと雪が降る。 よほど日ごろの行いが悪いのでしょうか。
雪の中を歩いて琴似神社に着きました。
にぎやかな街の中にありながら、琴似神社の境内に入ると都会の喧騒を忘れさせてくれます。 大雪でなければじっくりとその空気を楽しみたいのですが、なかなかそういう余裕がありません。 拝殿と境内社の琴似天満宮の参拝を終えて授与所に向かいました。
社務所では御朱印帳と琴似神社、琴似天満宮の御朱印を拝受しました。 大判の御朱印帳を使い切ったため、大きめの書置き御朱印を貼れずに困っていたものですから。
参拝を終えて戻りました。 その後、都市間バスが動いてくれて、どうにか帰宅できました。
帰宅してから御朱印を眺めていると何か違和感を覚えました。 日付を見ると……なるほど、違和...
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