今回訪れたのは、地下鉄の駅からほんのすぐの場所にある櫻岡大神宮でした。事前に調べて、仙台藩祖である伊達政宗公が伊勢神宮の分霊を勧請したことに始まったと知り、興味を抱きました。都会の中にあるとは思えないほど、神聖で、清らかに手入れされた境内に足を踏み入れた瞬間、心が洗われるような気持ちになりました。
社殿に向かって歩いていると、ほのかに花の香りが漂ってきて、とても穏やかな気持ちになります。この神社は桜の名所として知られているそうで、私が訪れた時期には残念ながら満開ではありませんでしたが、その美しさは想像に難くありません。隣接する公園には、季節になるとお花見を楽しむ人々で賑わうそうで、屋台も出て、大勢の人が集まると聞きました。静かで落ち着いた神社の雰囲気と、賑やかなお祭りの様子の両方を持つというのは、とても興味深いことだと感じます。
私は、せっかくなので御朱印をいただくことにしました。書置きの場合もあると聞いていましたが、幸いにも直接書いていただけました。若い宮司さんの書く文字はとても力強く、それでいて上品で、見るたびに心が躍ります。特別な御朱印も毎月あるようで、それを楽しみに何度も訪れる方がいるというのも頷けます。私は御朱印帳を持って行くのを忘れてしまいましたが、社務所には様々な種類のお守りや授与品が並んでいました。中でも、とても立派な招き猫のお守りが目を引きました。三千円というお値段に少し驚きましたが、招き猫という縁起の良いモチーフからか、とても人気があるそうです。
境内の隅々まで清掃が行き届いていて、清々しい気持ちでお参りすることができました。広瀬川の対岸には、かつての伊達家の居城、青葉城の跡が見えます。ビルのすぐ近くにありながら、これほどまでに落ち着いた場所があることに驚き、日々の喧騒から離れて心を鎮めるのに最適な場所だと感じました。
ただ、一つだけ、とても悲しい気持ちになったことがあります。立派な狛犬さんの片目が、ひどく傷つけられていたのです。このような神聖な場所で、なぜこのようなひどいことをするのか、理解に苦しみます。狛犬さんが長い間この場所を守ってきてくれた歴史を思うと、腹立たしい気持ちでいっぱいになりました。この場所が多くの人々に愛されているからこそ、このような心ない行いが目立つのかもしれません。
この神社は、ただの観光地ではなく、地元の人々にとって心のよりどころとなっているようです。癌の手術を終え、この神社のおかげで回復したという方の話を聞き、改めて、人々が神様に何を求めて、どのような気持ちで手を合わせるのかを考えさせられました。
今度は桜の時期に、満開の花を愛でながら、再びお参りに訪れたいと思います。そして、いつか、傷つけられた狛犬さんの目が、人々の信仰と愛で癒える日が来ることを願わずにはいられません。静けさと賑やかさが共存し、歴史と現代が交差するこの場所は、何度でも訪れたい、私にとって...
Read moreSakuragaoka Shrine is a Japanese shrine located in Sendai West Park and famous for its sakura trees planted around it. The shrine is not large, but it is surrounded by sakura blossoms that make it feel like a fairy tale around Late Mar to April.
I was lucky enough to see one of the sakura trees already started blooming in mid-February, which was...
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