今川氏の首都「駿府」(静岡市)の郊外にあって、風雅を求めた文化人達の閑静なサロンだったのですよ、この場所は。そのため本堂から見える借景や庭園に、さまざまな工夫がしてあってなかなか面白いお寺です。
宗祇亡き後、連歌界の指導者となった地元出身の「宗長」が55歳で草庵を結んだ場所だそうです。正式には「天柱山吐月峰柴屋寺」と言いますが、天柱山とは「柱」のように急角度で屹立する寺の裏山の事で、今もその特徴的な姿を西に望む事が出来ます(写真参照)。
さらに吐月峰は本堂南正面に見える「丸子富士」を指し、確かに三角形の山容をしています(写真参照)。ここから昇る月が山から吐き出されたように見えたから「吐月峰」なんですね、なるほど。 それをお寺の説明役の女性が、素晴らしい名調子で解説してくれました(笑)。
人は変わっても景色は変わらず、宗長が見たのと同じ風情が現在でも楽しめるのは良いものですね。 当時の駿府は今川氏の庇護のもと京都の公家たちが押しかけ「東国の京」とまで呼ばれて繁栄を極めていました。 その雑踏を逃れ心を休めるのに、ここはちょうどいい場所だったのでしょう。都会で疲れた現代人も、この景観は良い癒しにな...
Read moreこちらは、入館料は300円です。
銀閣寺を模して建てられたお寺さんのようですね。 今川さんが作るように言ったそうです。
分福茶釜があったり、武田信玄の茶器が有ったりと貴重な物が多くあるようですね。
自分が行ったときは、女性の方が庭園や 建物についての説明をしてもらえました。 頼めば無料で行ってくれるようですね。
貴重なカエルがいるようで、 ちょうどカエルの鳴き声を聴くことが出来て とてもラッキーでした。
落ち着いた雰囲気なので、 ゆっくりと休みたいときや、気分転換なんかにはとても良いかもしれませんね。
ただし、車で来られる方は、 特に問題は無いのですが、電車で来られる方は かなり歩きますので、歩くのが嫌な場合は、 バスなどの交通手段を調べてから来てください。
自分は歩いて行きましたが、 駅からは、一回曲がるだけで、ずっと真っ直ぐなので、比較的に簡単に行けます。
丸子宿に行く方ならば、 一度は寄っておい...
Read more伺って初めに懐かしい木の匂いで記憶が呼び戻された場所でした。 そう私が幼少期の頃の私の祖父母の家の匂い
御朱印を頂いて拝観料を支払い お堂の縁側から庭園を眺めて居ると… お寺の方の案内で今川時代からの お話しが聞けました。 綺麗な質素な寂びのある庭園よりも
私が 驚いたのが足利義政公の文福茶釜
他に武田信玄公の髙麗茶碗
一休宗純の鉄鉢
今川義元公の横笛
細川幽斎が小田原合戦の時に立ち寄って寄贈した香炉 他に柿本人麻呂...
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