戦国時代、越中一向一揆の拠点となった寺です。 中世城郭寺院の威勢を示し 国指定の文化財としては日本で8番目の規模を誇ります。
勝興寺は、越中の西部を支配下におき、 戦国時代の複雑な政治情勢の下、 甲斐の武田氏や越前の朝倉氏等の戦国大名との関係を深めていきました。
近世に入ると、勝興寺は藩主前田家 本願寺及び公家との関係を深め、 越中における浄土真宗の触頭として近代にいたるまで権勢を振るっています。
通常拝観料は500円です。
私が訪れたのは三が日でその間は無料開放されています 拝観時間は9~16時です。 駐車場 無料 入口付近にあります
大晦日も無料開放されており天候によっては そこそこの参拝客が列をなしています
勝興寺の本堂に入ると名物の高さ約1.8mもある“デカローソク”が置かれていました。
入口には重圧は門がありました 相当な力を加えないと 壊れないであろう重厚さがあり目を引きます
こちらの受付では通常日であれば 伏木地区の観光振興を目的とした「マンホールカード」を配布しています。 是非ゲットして下さい。
補足ですが折角伏木まできたのでしたら もう少し先にある雨晴道の駅にも立ち寄ると
雨晴の絵柄のマンホールカードがゲットできます 双方とも見た目が良い絵柄なので良い記念品になるでしょう 画像UPしてあります 良ければご確認ください
勝興寺は別名 七不思議のお寺と呼ばれていいます 1 実ならずの銀杏 2 天から降った石 3 水の涸れない池 4 屋根を支える猿 5 魔除の柱 6 雲龍の硯 7 三葉の松
【解説】 1.齢300年ほどの銀杏の木。この銀杏はある時から急に実がならなくりました。
それは 昔子供が銀杏の実を取ろうとして木から落ちたり、実の取り合いでけんかになったりしたため ご住職がお経を唱えたところ実が付かなくなった
実際には銀杏は雄雌がいないと実がならないので 近くにあった雄がなんらかの理由で絶えたか切られたで 受粉せず、実がならなくなったと思われます
200年ほど前に国分の浜に天から落ちてきたと言われている石。 夜になると波が当たって泣いているような音がした
勝興寺の本堂前に置いたところ音が止んだとのこと。叩いてみるとカンカンという音がします。
動画をUPしております ちょっとマイクの性能が微妙ですが 隕石とその台座を交互に叩いて 聞き比べしておりますので 良かったら聞いてみてください
3.勝興寺で火事があった時に、経堂の屋根に彫られた龍が、この池の水を口に含んで火を消したと言われます。 それ以来この池の水はどんな干ばつの年でも決して干上がることがないそうです
4.本堂北東隅の外側柱の上端にある猿の彫刻が 本堂大屋根の四隅にあり 4体で屋根を支えています
猿という風に伝えられていましたが 近年裸形にフンドシをつけた姿の邪鬼であると確認されています。
少し屋根から離れてみないと支柱が邪魔して見えないので 注意が必要です
5.本堂の材質はほとんどがケヤキの木で作られています しかしこの柱だけは桜の木 そして逆さまに取り付けられています。
日光東照宮の陽明門にも同様な手法がされており 中国では完全なるものが良いとされる一方で
日本では完全になるとあとは滅びるだけ
ならば完成する手前でやめておけば 完成していないので永遠に滅びることは無いという 捉え方をしています
そしてケヤキは材質が良く日持ちするが 桜だと百年ほどの耐久性
それをわざわざ使用することで この桜の柱が痛んでくることで 修理の目安としたともされています
6.蓮如上人の愛用品 自然に水が湧き出るという不思議な硯となっています
7.西洋の松は3葉のものが多いそうで、 3葉松は北米、中国、ヒマラヤにそれぞれ分布しているそうです。 3葉のクロマツはミツバマツ(別名三鈷松)と呼ばれています。
有名なのは高野山の壇上伽藍にある金堂と御影堂の間にそびえ立つ三鈷の松
昔空海は、真言密教の道場を開くのにはどこがいいのかと願いを込めて三鈷杵(さんこしょ)という密教法具の一つを明州の浜から日本の方に向けて投げました。
その後、帰国した空海がその三鈷杵を探したところ和歌山県の高野山にあるこの松の木に引っかかっていたのでその地に真言密教を広めることとしました
三鈷杵に似た三葉の松を拾うことができると ご利益があるとされています。 勿論私は高野山に行った時にゲットしており いまでも大事に保管しております
ちょっと余談が長くなりましたが 勝興寺に訪れたのは冬でして 雪が膝ほどまであり
松の近くには行きませんでしたが それと同じような 三葉松が落ちていれば?? きっとご利益があるはずです
※補足 三鈷とは三鈷杵(さんこしょ)のこと 密教の法具の一つ
煩悩を打ち砕くための武器
その形状によって独鈷杵、三鈷杵、五鈷杵あり
空海が愛用したものは 飛行三鈷杵(ひぎょうのさんこしょ) と呼ばれています
三葉の松の葉は確かに三鈷杵に似ていますね
私が高野山でゲットした三鈷の松を 見本として画像UPしておきます 参考程度にご確認下さい
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Read moreThis was my first visit. As expected of a national treasure, there were many splendid and valuable buildings from the 17th and 18th centuries. It was very interesting to see that the living quarters from those days remained as they were. The parking lot was not...
Read more23年に及ぶ平成の大改修、半解体に組み直し、史実を根拠に古い仕様に戻す部分改修を行い、12棟の建造物のうち本堂と大広間及び式台が2022年12月に国宝に指定され、富山県にある国宝は高岡市の二つ(他に瑞龍寺)です。室町後期蓮如上人が布教に開いた南砺市土山御坊(つちやまごぼう、石川県との県境近くに遺構があり)が起源、戦国時代に焼失を繰り返し移転を経て、1584年に現在の場所で江戸後期に伽藍を建てますが、戦火で焼失その後本堂は西本願寺阿弥陀堂をモデルに、江戸後期1795年に再建、桁行39.3m梁間37.5mと近世真宗寺院では破格の規模との事、加賀藩前田家の11代当主である治脩(はるなが)が住職をした事で加賀藩の大きな資金援助を受けた事などの歴史的背景も国宝指定の評価となったようです。本堂に上がる板の間の奥行は、見た事がない程に広く、また天井に装飾された彫刻も見事な技術、本堂内部も真宗の特徴も立派に装飾され豪華絢爛です。国宝に指定された建物以外も江戸時代のもの、その中でも唐門も素晴らしく、まるでお城の一部の様な仕様です。大広間の襖絵は再現された「桐と菊」、整えられたデザインは現代的にも見えます。台所には床の上で使う特殊な井戸があり中を覗き込み楽しみ、境内の七不思議の「涸れない池」は、本堂で出火した時の防火の役目があるようです、隣に建つ経堂の龍が見守っていると言われています、例年にない今年の酷暑では龍も力尽きたのか、拝観時は池の水は殆どなく、池が干上がるのは10年振りだそうです。境内は国宝のお祝いムードも落ち着き、人もまばらでゆっくり拝観ができ、借りた音声ガイド(500円)を繰り返し聞き直し楽しむ事が出来ました。北陸地方は現在も「真宗大国」と言われ、開祖親鸞上人よりも「蓮如さん」への親しみが見られ、北陸三県には多くの伝承が残っています、伝承巡りをして歴史を知る事...
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