正式には「白丸調整池ダム」という名前のようです。規模は小さいと聞いていましたが、実際に目の前にすると、急峻な地形にはめ込まれたような姿は、数字以上に迫力があり、圧倒されました。
このダムの最大の特徴は、魚の生態に配慮して作られた「魚道」と呼ばれる施設です。ダム建設で川がせき止められても、魚たちが上流と下流を行き来できるように工夫されていると知り、とても感動しました。魚道に入るための螺旋階段は、まるで秘密基地に続く道ようで、とても幻想的な空間でした。螺旋階段を降りていくと、魚道の中を覗けるようになっていて、運が良ければヤマメなどが泳いでいる姿を見られるようです。この日は魚の姿は見えませんでしたが、涼しくて素敵な場所でした。この螺旋階段は、映画やドラマの撮影にも使われるほど、ユニークで写真映えする場所だと思いました。
ダムの上にある展望台から見下ろす景色は本当に美しく、特にダム湖のエメラルドグリーンの水の色が印象的でした。ダムの堰堤は遊歩道になっていて、間近でダムの構造を見ることができます。ただ、駐車場からダムへは階段を下りていくことになるので、少し体力が必要かもしれません。
施設の方もとても親切で、ダムカードやパンフレットを丁寧に案内してくれました。また、ダムの60周年記念のダムカードももらうことができ、良い記念になりました。ダムの近くにある「奥多摩の風はとのす荘」というホテルでもダムカードがもらえるようです。
さらに、この近くではわさびのアイスクリームが美味しいと聞いたので、早速食べてみました。わさびのピリッとした辛さが、アイスクリームの甘さと絶妙に合っていて、とても美味しかったです。
全体的にこぢんまりとした場所ですが、ダムや魚道、そしてわさびアイスなど、見どころや楽しめることがたくさんあり、とても...
Read moreSmall lake since it’s for dam control, but surely it’s beautiful and refreshing. Connected to fish ladder building. This place is the end of walking along the river course. Then you can go to the fish ladder bunker to see...
Read more奥多摩湖に向かいがちですが、ここ良いですね。
東京都庁のウェブページには
白丸ダムの正式名称は白丸調整池ダム。西多摩郡奥多摩町にあります。 多摩川第三発電所を建設する際に多摩川の水をせき止め、下流にある多摩川第三発電所に発電用の水を送るために造られました。また、このダムによってせき止められた調整池が白丸調整池です。 そしてこのダムに併設されているのが白丸発電所です。 平成12年までは、白丸調整池から多摩川第三発電所までの多摩川の河川機能維持と観光のため、一定水量を白丸ダムのゲートから放流していました。この放流水を有効活用するため建設されたのが白丸発電所。周辺の環境に配慮して、その大部分が地下に設置されています。
この事業を担当しているのは実は交通局。 え~なんで交通局が水力発電?と思う方もいるでしょうが、その事業の歴史は古く、水力発電事業は昭和32年から。ちなみに当時は火力発電でしたが、電気事業としてはなんと明治44年から着手しています。←奥多摩湖も。
とあります。交通局が担当とは知らなんだ...
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