地元青梅の総鎮守という事です。青梅を散策していてココをスルーするのは何やら無礼なような気もしたので、ご挨拶に行ってきました(笑)。石段が急角度で結構キツかったですけど、その価値はありました。
応安2年(1369)に摂津大阪の住吉大社から勧請して創建されたそうです。室町幕府の3代将軍である足利義満の就任の前後ですね。 祭神である住吉三神(底筒男命・中筒男命・表筒男命)自体が水の中から生まれたこともあり、一般的には住吉神社は海や航海の守り神のイメージが強いのですが、青梅に海は無いですよね・・(笑)。どういう由緒でここに勧進したのでしょうか? 元は摂津大阪が本拠地の神様なので商売の神様の側面もあり、その面でのご利益を期待したのかと思いましたが違いました。 説明書きによると、ここに神社を祀った季竜上人が摂津国の出身だったから、というシンプルな理由のようです(笑)。
現在の社殿は江戸時代に再建されたものですが、わざわざ本場大阪の職人さんを呼んで造らせたそうで、複雑で技工的な彫刻で全体が装飾されています。 特に高低差のある柱をつなぐ際に用いられる海老虹梁は、職人のウデを見せ付けるかのように、透かし彫りの細工が見事で向こうがスケスケです。でもコレじゃ支柱としての強度はありそうも無いですね(笑)。
地元の人達の信仰も厚く、金に糸目をつけずこの社殿を造らせたのでしょう。なかなか良いモノ...
Read moreThis is an average Shrine that sits on a hilltop near the Ome train station. Very active at New Years time and priests are available to sign “temple books” 📚 for the normal...
Read more青梅市指定史跡 旧青梅村総鎮守
南北朝時代 の 応安2年1369年 季竜 (延命寺 も開山) により創建し住吉三神 神功皇后 を祀る
例祭 4月28日 山車巡礼 5月2日と5月3日
[拝殿] 慶長18年1613 落雷により焼失し 文政6年から天保7年頃再建と推定される
天井画の雲竜図は青梅市指定文化財は 文政7年1824年 小林天淵筆 ( 47歳の時の作品で代表作) 絵画は谷文晁に 詩文は菊池五山に 学ぶ
[本殿] 変形春日造り( 背面 入母屋造り) 棟札には泉州(大阪府南部)の大工の 名前が 書かれています
南北朝時代 の応安2年 1369年創建 慶長18年 1613年 拝殿幣殿 落雷で焼失 本殿には 千木 梁に 焦げ が残る
垣内の石灯籠は 宝暦7年 1755年 願主 富上町 住 小林十郎左衛門 貞寧銘
以上由緒書 参照
本殿の画像 (朱色の彩色を主体の社殿 写真1から9)は 投稿してる方が少ない ので当画像は 是非見ていただきたい
拝殿の 彫刻 (唐獅子牡丹シリーズ 写真19から23) (組物間彫刻シリーズ 写真24から34)も これだけ...
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