Fukuya So-Honten

数年ぶりに食べに行きました。 10年以上前くらいには頻繁に食べに行くくらい常連でしたが、ある時期を境に味が変わり口に合わなくなったのでそれからは行っていませんでした。 ただ別府のラーメン店が減少する中、たまにはニンニクを効かせた味わいを堪能したくなり久々の来店。 店内もリニューアルされ綺麗になっており、スタッフはレジの方以外はほとんど外国人で構成されております。 とりあえず、という事でオーソドックスな豚骨ラーメンをオーダー。　しかし傾向的に外国人の方はどうしても言葉の問題等が多少なりあるようでオーダーミスがたまにあるので一抹の不安を抱きつつも5分ほどで着丼。　しっかり間違えずに配膳して頂きました。 う～ん、ビジュアルからしてやはり10年以上前のものとは全くの別物です。 味わってみましたが・・・　個人的にはやはりあまり好みではないですかね。昔はもっと豚骨が効いており風味豊かだったのですが、ラードが多く元ダレで強調している印象。　なんだか独特の風味もあります。 昔の日本人だけでやっているときは活気もあり、愛想も良く味も良かったのに。　あと、店内はなかなかのスペースもあるにかかわらず各座席に呼び出しチャイムも無いのでスタッフさんに声を掛けないといけません。（最近はラーメン店やうどん屋さんでもタッチパネルを導入している店舗が多くなってますよね、頼みやすいですし。）　まあ味は当然好みがありますし、あくまでも個人主観で申し訳ありませんがやっぱり昔の味が良かったです。 時代の流れで味も変えていくのは必須なのかもしれませんが、おいしかった昔の味、また味わってみたいものです。

2024年3月10日　追記 リニューアルされて店名も「ふくや」となり、期待を込めて再訪しました。 まだ一昨日からのオープンでしたのでかなり混むものと思い時間をずらして午後4時に来ましたが、それでも結構なお客さんがいました。 やはりここはデフォルトの元ラーメンを注文。　お客さんがかなり居たのですがそれでもそこそこの時間で提供いただけました。 見た目には・・・多少、麺堂香の時よりも白濁度が上がっていて匂いも豚骨ラーメンらしさが上がっているようです。 早速、麺をひと啜り・・・　うん、前よりも風味がよく感じます。　塩分もちょっと前のような塩辛さもなく、素ダレとのバランスが良くなっていて風味が増しました。 各種具材もバランスよく、1年ほど前よりも私がよく通っていた十数年前の全盛期の麺堂香の味に近づいてきたように思えます。 ただ昔に比べると麺もスープもボリュームを感じませんが。 しかし・・・やはり個人的には座席間の間仕切りがないことやタッチパネル又は呼び鈴が無いことに注文のしづらさを感じますのでもう少し改善いただければさらに通いやすくなるのですが。 注文時、また替玉を頼む際にスタッフの皆さんは作るのが精いっぱいで厨房に集中している中、大きな声で頼むのはなかなか気軽に行いづらいのでせめて呼び鈴でもあると助かります。 また日曜日の忙しい日でしたので仕方ないこととは思いますが、にんにくつぶし器を前のお客さんが使ったままの状態（皮や実が付着したまま）でしたので衛生面に少々不安を感じました。 味はかなり良くなっていますので今後を期待しております。