■味・料理(金額は税込表示) 2名で伺い、今回は奮発して、蒲焼のみの1尾半の鰻重5,170円、蒲焼1尾+白焼半尾の鰻重5,170円(ことぶき重という)、これにきも焼き400円2本で合計11,140円でした。
予約分に関しては事前に「焼→蒸」で仕込みしておき、最後に予約時間に合わせて最後の焼き行程で、客の来店後に仕上げるオペレーションになっているようで、来店してから5分ー10分ぐらいで給仕されるので、ダラダラと待つ必要がないお店です。
特徴的なのは、うなぎの仕上がり具合で、皮や身の表面はもちろん身の部分も含めて、ある程度水分を抜いて、サクッとした仕上がりにしているところです。ふわふわトロトロ系が多い関東の蒲焼きに対して、関東風でこのうなぎの食感は他では食べたことがありません。
さらに白焼は、最後に一旦タレにくぐらせているので、ふんわりタレの香りがしてワサビで食べるようになっており、これもなかなか他では見たことがありません。
うなぎのサイズは標準的で、タレ自体の味は甘味も程よく、バランスの良い感じで「江戸時代から続くタレを引き継いでいる」というお店の謳い文句も「確かに」と思わせるほどのまろやかさです。
■サービス・雰囲気 東千葉の住宅街にあるお店なので、空いているのかと思ったら、そんなことはなく最初に予約なしで日曜にお伺いしたら、満席で利用できませんでした。
今回は平日だったのですがそれでも、ほぼ満席状態で12時過ぎの予約なしの来店はお断りされるなど、相当な人気店のようです。
店内は、テーブル席と座敷席がバランスよくレイアウトされ、カウンター席はあるものの、甘利利用されていない模様。
ご主人が焼きを担当し、若い方はサブでついているようでお二...
Read more二三年ぶりに来てみたら、いろいろ変わっていた。 焼き場に立っていた爺様が代替わりしたのか、ヒゲ面の若い衆に替わっていた。 店の奥にあった小上がりがテーブル席になったのは、昨今のバリアフリー対応なのだろう。
この店は昔からガス火使用で、それは代替わりしても同じようだ。 ただ、昔の大将は鰻の中までしっかり火力を加えて、熱々の蒲焼を出してくれたのが特徴だったが、惜しいことにその技は二代目(?)には伝承されなかったようだ。 炭火かガス火かはともかくとして、タレをつけて焼く最後の工程は、表面をカリッと香ばしくしつつ、それだけでなく中の方も熱々にさせるのが本筋だと思う。 しかしながら、ここの蒲焼は表面にはなるほどお化粧のような焦げ目はつけてあるが、反対側(皮面)はデロンデロンのままになっているし、中への加熱が甘いせいで食べるそばからすぐ冷めてしまう。 タレは何かが突出しているということもなく、ごく中庸な感じなのが好ましい。先代の使っていたものと同じように思えた。 飯の炊き加減はやや硬めで問題なく、蒲焼をしっかり支える土台になっていた。
今回は鰻1.5匹6千円強の鰻重にしてみたが、高騰する鰻の仕入れ値に比して、焼きに関して技量不足が感じられ、お値打ちだとは思えなかった。 大外れではないものの、頭打ち感のある、訪れるのが楽しみな店...
Read more葛飾柴又の川甚以外に有名店でも美味しいうなぎは無いとおもっていたが、野田岩はそんなにうまく無いよって言われながら、ウエイティングを順番抜かしで入れるほどの人に連れってもらうと、ベチャベチャしか未だに記憶が無い飯倉公館前でした。数多く存在する、デパートに入っている。暖簾分けしたしない、争う有名うなぎ屋の本元のお母ちゃんもレース好きのドラ息子、すなわち本店も、大したことないし、しかしながら地方には絶対に真面目で美味しいうなぎ屋は必ず存在するわけで、成田も佐倉も印西もうそっぱちで東京都内や池袋も何処もおススメはあるのだけれど千葉限定で言うならば駿河屋って思っていたが、白焼きとのコンビネーションや、やっぱり、客あしらいも職人で有る、親父さんの江戸っ子語りもきちんとした人生歩んでいると言う証明で価値有り。食い物屋は、環境、味、サービス、料金、すなわち非日常感は必須です。まぁ年に一度土用のうなぎはここにしたらいかがですか?要予約です。追加、をざわとか県庁のとなりとか、名前のある後とにかく古い鰻屋さんも食べていて、こ...
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