ベトナム料理店ブンチャーハノイ(BÚN CHẢ HÀ NỘI)

百均ダイソーに寄ったら向かいにベトナム料理屋さんを発見。 駐車場が3台という驚くべき少なさですが、今は土曜の17時過ぎ。まだ空いているだろうと入ってみました。

建物は古いながらも店内は明るく、壁紙も新しい感じです。ベトナム料理にしては「小さい子とお母さん」が似合いそうな壁紙ですが、清潔感があるので好印象。店内にお客は1組。女性の二人連れです。早速メニューが運ばれてきました。

ベトナムと言えば、やはりフォーでしょう！(ง ˙o˙)ว ﾌｫｫｫｫｫ!! 見ると、ベトナム版のフォーと日本人向けのフォーがあるようです。 せっかく専門店に来たのならベトナムのフォーをたべてみたいではありませんか！

味は牛肉と鶏肉があります。いつもなら「いつも食べない牛肉」を選ぶところですが、最近牛肉をあまり安易に選ばなくなってきたので、鶏肉をチョイス。 単品(870円)とセット(1070円)があり、セットには春巻きがついてきます。こちらは生春巻きか揚げ春巻きかを選べます。「揚げ春巻き」 って初めてで興味がありましたが、今日は「生春巻き」で。お昼がジャンキーなものだったので晩はヘルシー路線です。

厨房ではベトナム語を話している声がします。注文を取りに来た若い女性も日本人ともベトナム人とも見える感じでしたが、ベトナム語を話していたので、ベトナム人なのでしょう。日本にいながらにして海外気分です♪

フォーの入ったどんぶりはとても大きいです。メニューには 「フォーの大盛り無料」と書いてありましたが…。 あ、そうか。 大盛りにも対応出来る大きさにしているのね。

さてさて、生春巻きです。 最近はコンビニでも生春巻きが買えますが、やっぱり専門店のは違います！ 透き通ったライスペーパーにレタスのグリーンを背景にしたエビの赤さがよく映えます。 ひとくち食べても中身が「ミチ」っと詰まっていて、ボロボロと崩れることがありません。

生春巻きはアオザイを着た女性の体を表現しているとどこかで聞いたことがあります。コンビニの生春巻きを前半分だけの上半身ボディ型ハンガーにかかったチャイナドレスだとすると、この春巻きは本物のベトナム人が着ているアオザイだと言えるでしょう。こうでなくっちゃ！という感じです。

そしてフォー。鶏肉が結構な厚さがあり、フォーの軽さを補っています。 隣に生のもやしやレタス、唐辛子とレモンのはいったお皿があり、最初はサラダか？と思いそのまま食べてみましたが、途中でフォーの具なのでは？と入れて食べてみました。 単調だった味に変化が出ておいしい。 フォーは麺にあまり味がある訳でもなく、スープの味も薄め。お酢とヌクマム(ベトナムの魚醤)が備えてあるので適当に入れてみます。

全部ではありませんがスープも飲んで、体があたたまります。今日は雨が降ってきたので冷えた体に暖かいスープが染み渡ります。 フォーは油も塩分も控えめなので、お腹いっぱい食べても罪悪感はゼロ！