Rikimaruya

今週末は関東で家系巡りのひとり旅を敢行。 金曜日の午後3時に仕事を終え、 鈴鹿の自宅から例によって下道で関東へ向かう途中、 袋井市唯一の家系ラーメン店である 「力丸家」で夕食を取ります。

同名の店舗は調べる限り存在しないようですが、 店内のPOPは完全に資本系のそれ。 カウンター正面にはまるで厨房を隠すかのような 高い壁が視界を阻んでいることからも、 資本系のスープを仕入れていることが予想されます。 小寸胴や雪平鍋は手前側にあるようで、 上手い具合に隠しています。

また、奇声を上げながら調理する姿は 最早資本系の名物と化していますが、 オリジナル名でFC店舗を開店できる 経営母体も少なくないので、 その手のFC店なんでしょうね。 ここは掛け声の内容が全く聞き取れず、 ただ本当に奇声をあげているだけの状態。 それ以外の接客は丁寧で聞き取りやすいが故に、 妙な恐怖感があります。

【豚骨醤油ラーメン】 例によって固め濃いめ普通で注文。 鶏油の主張はさほど強くなく、 クリーミーな後味のスープということで、 典型的な資本系の味わいです。 濃いめにしたので醤油がしっかり効いていますが、 それでも資本系の中ではまだ優しめの味。 もっと濃いものを出してくる資本系は多いですが、 豚骨､鶏油と上手く混ざるにはこれくらいがベストか。

玉ねぎとうずらはデフォルトです。 チャーシューは豚バラで、海苔は3枚。 ほうれん草はほとんど味が無かった。 卓上にはタマネギや刻み生姜の姿があり、 スープを飲み干せば完まく券が貰えます。

金曜とはいえ遅い時間でも賑わってましたし、 市内で唯一の家系ラーメンというのもあって、 地元民なんかは重宝する店じゃないですかね。 余程のラーメン好きでもなければ、 わざわざ掛川に行って行列に並ぼうとは まず思わないでしょうからね。 ごちそうさまでした。