Mugen — Restaurant in Hachinohe

看板メニューのやみつき辛ネギを頂きましたので共有します

ラーメン200g 脂ニンニクマシカラメ ニンニク爆弾・辛ネギ

お店について 水曜日以外は昼夜の通し営業です 今回は平日17時に訪問、先客はナシですが、Woltの配達員の方が結構な頻度でいらしてました

食券を購入したら店内右手の厨房の様子を見ましょう 向かって正面の裏手出口の辺りに店員さんがいらっしゃるので、私はいつもそのポジションの方に食券を提出します。コールもそちらにて

コールは醤油or味噌　野菜アブラの量　ニンニクカラメの有無ですが、ニンニクはマシが可能 食券に印字されていますので、そちらを眺めながらコールしましょう なお私が訪問した際は、お店に嫌な緊張感はなく落ち着いてコールが出来ました

食券を渡したら、自由に席を選びます カウンター多めですがどの席もスペースは十分です。卓上調味料もひと席ごとに完結していますので周囲に気を使う必要はありません （私が雰囲気を満点にしているのはここが理由です） 食後は裏手出口付近にある棚に食器を戻すのを忘れないように

さて、八戸ではもうすっかり存在感のあるジャンルな二郎系。ラーメン好きならどなたにも推しのお店があることでしょう ですが、たまには別の味が欲しくなります。私も八戸の二郎は全て試したつもりですが、正直言うと夢幻の二郎には強い印象がありませんでした いっそのことを言えば、味を忘れてしまうというか… 故に再訪です。美味しかったっけ？　と確認しに行く程度のつもりでしたが、これが大正解でしたね

ところで、味の前にお店についての確認です グーグルの口コミを眺めて気になるネガティブ意見は「店員の態度の暗さ」と「ダウングレードしたチャーシュー」とのこと チャーシューはこのあと触れますので、先にお店の雰囲気について触れておきます

結論から言えば、私が訪問した際には毎回上々でした 元気の良い「いらっしゃいませ」こそありませんが、ラーメン屋の接客にある程度の不干渉を求める方なら居心地は良いでしょう。過度に陰鬱とした空気はありませんでしたね

あと、私にとって夢幻で悩ましいのがラーメン・つけ麺・まぜそばのどれにすべきかです 写真はありますが味の想像がつかなくて私は毎回結局ラーメンにしてしまいます で、毎回日和っちゃう理由が何かといえば、どれが一番オススメか分からない点です

今回も普通にラーメンを頼んだ私ですが、着丼の待ち時間に初めて詳細に、壁に張り出されたラーメンたちの写真を見たんですね。そしたら、看板メニューの文字が

看板メニューの「やみつき辛ネギ」というのはラーメンにトッピングの辛ネギを乗せたモノとのことです 余談ですが、着丼時に貰えるクーポンでやみつき辛ネギを頼みたい場合はトッピングの辛ネギを注文したら良いとのこと 「後からトッピング買っても良いですか？」と伺った際に、丁寧なおばちゃん店員さんに教えてもらいました

ということで追加したものが着丼 辛ネギをトッピングにしたので別皿での提供です

まず、ニンニクの量が凄い 野菜の山の一面がほとんどニンニクで埋まっています。マシコールの際はご覚悟を 野菜にはキャベツが添えられています。茹で加減はちょっとクタめですね

麺は角切りのベーシックなオーション麺。モチモチ寄りで歯ごたえに芯はありません。後述しますが、この茹で加減が良い味に寄与します

スープは、これもベーシックなお味。他口コミで指摘されるマイルドさは、液体アブラが控えめな点が理由でしょう。完飲余裕系スープです

チャーシューについては、劣化したという意見を時折聞きますが前を知らない私的には満足です。 ちなみに劣化というのは、シンプルに薄くなったということのようですね。ただ、とろりとした喉越しと肉々しさを両立するならこの厚さがベストかとも思います。これ以上厚いと啜れるチャーシューではなくなってしまいます

ニンニク爆弾は豆板醤を和えたニンニクです 豆板醤自体に味がありますので、トッピングする場合はカラメは避けるべきです。私はカラメにしたので後半ちょっとクドくなってしまいました。失敗です

では、主役の辛ネギについて 250円とトッピングの中では頭一つ飛び抜けたお値段です。ですが、試す価値はあります 豪快なカットのネギが器いっぱいで出てきますが、ラーメンに足した際の青臭さや嫌な辛みは案外控えめで、トッピングの役割としては清涼感と、噛み心地に変化を与える部分が強いですね で、素晴らしいのがこの食感です

例えば、トロトロのチャーシューは麺を啜ってるだけでも傍らで解れていく程ですので時折麺や野菜に紛れ込みます そのアンニュイな食感・風味の変化が実は非常に美味しい 或いは、チャーシューの代わりにネギが紛れ込むこともありますが、その噛み応えもまた非常に良い。 試しに麺とヤサイとネギとチャーシューを、全部まとめて一口で頂いてみると、納得です。 夢幻のラーメンは、一口の量が多ければ多い程美味しいラーメンのようでした

統括として、今までのパッとしない印象は完全に払拭です 良い食べ方に気付けたラーメン屋さんは、大切にしていきたいと思ってしまうものですね。...

再訪時に確認しました おそらく市内でニンニク最強のお店です

■■■初回時■■■

ゆっくりと頂ける二郎系インスパイアです

中休みなしで、遅いお昼などにもお邪魔できます 食券制で、食券機横にはメニュー写真アリ

購入したらタイミングを読みながら店員さんに提出します コールはその際に行います 食券にコールが書かれてますので参考にするとよいでしょう

着丼までは15分ほど、17時前の中途半端な時間に訪問したため他のお客さんは居ませんでしたが、膨大なWolt用ラーメンを仕上げていました 繁盛しているようですね

注文したのは辛ネギラーメン大盛り（300グラム）脂マシマシ、他普通、+ピリ辛ニンニク爆弾

脂量はマシマシとしては相当控え目 ピリ辛爆弾は豆板醤和えのニンニクです ヤサイの盛りは相場通りの印象でした

麺はモチモチ系角切り太麺です スープは乳化系ですが脂の重みは控え目で飽きずに頂けます。お酢を足すと家系のニュアンスも感じられるようになります

あと、蛇足ではありますが、このお店は大変席が広く、おかげで他客の存在感がありません。そのためゆっくりと味わって頂けますね

接客も申し分なく、 （他クチコミで見る店員の接客態度については、私は全く問題を感じませんでした。結構前のクチコミだからかな？） 二郎系としては破格なほどに居心地が良いです

そういった意味でもお味の面でも、大変オススメのお店です ご馳走様でした

■■■再訪時■■■

17時頃に到着 先客は2名、着丼までは10分程度です

個人的には辛ネギが絶品ですが、今回は普通のをオーダー 注文の際にニンニクマシが可能か確認したところ、できるとのことでお願いしました

注文したのは300グラムの全マシカラメと辛いニンニク

さて、届いて驚きのニンニク量です 大体レンゲいっぱいに3回分でしょうか？　ヤサイアブラと共にマシにしたつもりでしたが、マシマシにしても感動的な量です

辛いニンニクも合わせたら大玉ニンニクで半分は入っていてもおかしくありません。これが本当にマシでマシマシも可能だった場合、もはやヤサイが添え物に見えるレベルでしょう

また、丁寧な極小刻みですのでこの量でも辛さは控えめです こちらのスープは微乳化ですが、食べ進めるごとに乳化が進み、ニンニクの細かな口当たりがいいアクセントになります。（逆に言えば、翌日の口臭に諦めがつくような力強い辛さは無く、微乳化時点では若干存在感が薄く感じます）

あと、そういえばこちらのお店はカラメおすすめです 私は非乳化が好きなのですが、カラメにするとそれに近いキリッとした塩気を感じられます お好みの方はぜひ最初は混ぜずに、乳化しないよう丁寧に味見してみてください

二郎としてはアブラ感が大変食べやすく、300グラムでも飽きずにイケます （パンチ不足というコトは全く無く、良い意味で非常に二郎的な味です）

麺はフニャでもバキバキでもなく、また二郎としては若干細めです。ここが個人的には物足りなく、次回訪問時にはダメ元でカタメが可能か聞いてみようかと思います

以上、ご馳走様でした ニンニクが...

美味しかった。店の雰囲気も良かった。 大学時代、駅近のラーメン屋に随分とお世話になった。 友人は神保町のラーメン二郎に行きまくってジロリアンとか言われるレベルだった。当時はラーメン二郎のビジュが本当に美味しいのか疑問だったため、ラーメン二郎の話をする友人に対して後ろ向きな姿勢を示してた。なので二郎は一度も食べてない。 しかし、あれから10年経って地元に戻ることになり、何もない地元に飽き飽きしてた今、ラーメンを食い漁る事をしてた。 ラーメン二郎のことを思い出し、一度二郎インスパイア系のラーメンを食べてみたくなったので夢幻さんを見つけた。 実は色んな意味で感動してた。 自分が学生時代に駅前で食べていたラーメンが実は二郎インスパイア系だった事。ラーメン二郎は美味しいんだなって事。 純粋に夢幻さんのラーメンがとても美味しかった事。 一口目のスープが10年前の行きつけのラーメン屋の味を思い出させて、自分は何とも愚かだったか、当時のジロリアンの友人に謝りたい気持ちになった。 学生だったため、あまりお金は無かった。食べ物は自炊か西友の半額でボリューム満点な弁当。おかずは次の朝飯の分のため半分残す。そんな食生活だったから、外食に凝ってるゆとりは無かった。だからラーメンの事は興味なかった。けど、ラーメンは基本美味しいから、外食する時だけあの駅前の店だけ何も考えず何故か通っていた。当時はそのお店のラーメンは野菜たっぷりでニンニクと豚骨風味のラーメンというだけの認識だっただけ。 夢幻さんのラーメン食後、私はジロリアンになれたのではないか？もっと友人と楽しい時間軸を共有できたのではないか？そんな事を考える。 とにかく愚かだった。もったいない。。 色んな思いがこみ上げて来て黒烏龍茶でごまかす。 今度、東京に行って友人と再会したら二郎に行って背中を隣り合わせてガッツくんだ。そして、青森にも夢幻という美味しいラーメン屋さんがあるのを教えて八戸に来たら一緒に食べるんだと約束したい。 夢幻さ...