天気の良い日にムサコ巡りしようって、武蔵小杉からゆーっくり歩いて20分、住宅街にある無くしてはならない昭和の近所の店って感じ。地元密着ですね。50年は経ってるだろうレトロ感、金曜ロードショー見たくなる店内、お母さんもお父さんもお姉さんも孫らしき若い青年も、みんなやさしく挨拶してくれる。駄菓子屋に入ったかのような、懐かしさと癒し。肉頼む前にこの前段階で星4つ。 肉に関しては、何を頼んでもおいしいという口コミ、そこは違いますね。ハラミ、タン、美味しいです。でも特別に飛び抜けて旨い、というわけではないです。ここもやっぱり昭和レトロ、時が止まったアナログの境地では、何もかもが最先端に感じます。 でもミノは美味しくないです。ニンニクスープはスタミナと書いてあるけど、すかいらーくのセットについてくるような玉ねぎスープにニンニクチップとパセリが入ってるというあっさりしたもの。スタミナはつかないし、たいして美味しくはない。でもおばちゃんの手作りなのと値段が安いから文句はない。ここもマイナスに転じるというよりは、店の雰囲気でなごませてもらい、心がやさしい状態での批評と文句は、立派な評価に変わり、良い意味で舌も洗脳されつつ、ニコニコしたおばちゃんとお父さんの貴重な昭和レトロ感で何もかも全てカバーできる最強店。 星の評価は、もはや味ではなく、この店の存在そのもの、人の温かさを感じる昭和感、それにお返ししたいという常連の愛、客側のやさしさと感謝という、まさにロジカルな判断が鈍る、人の心を意のままに操る最強店。 なので星評価落としたくないので、わたし...
Read more【中丸子の昭和香る聖域】 煙の中に、失われたはずの物語がある。そびえ立つタワーマンション群の光が、まるで別世界のように滲む川崎市中原区。小さな商店街の喧騒から少し歩いた住宅街に、この店は時間を止めて佇んでいる。
扉を開けると、いい匂いがする白い煙と、甘辛いタレの香り。壁際のテレビでは野球中継が流れ、まるで日曜の夕刻が永遠に続くかのようだ。 ここは時代の潮流から意識的に距離を置いた場所。
メニューは飾り気なく支払いは現金のみ。 しかしガス焼きの鉄板ロースターから立ち上る煙の中には効率や流行では計れない「変わらない価値」という名の哲学が満ちている。
温かい家族の絆がうれしい。年配のご夫婦と娘さんが切り盛りする姿、そして長年注ぎ足されてきたであろうタレの味は、それ自体が一つの物語だ。
名ばかりではない本物の「大ジョッキ」で供されるビールの正直な美味さが、この店のすべてを象徴しているようだ。
カウンターで一人、または小上がりで家族と。あるいは草野球チームの仲間と土埃にまみれたユニフォームのまま訪れたい。
カルビ、ロース、ハラミ。肉の一切れをタレに浸し白飯に乗せて頬張る。箸が止まらない。 旨いんだな、これが。 思わ...
Read more自転車で多摩川をポタリングしている時に、お腹減ったなぁと思い、近くで営業してそうなお店を検索してたまたま発見した街焼肉屋さん。11時30分営業開始と看板に明記されている割に、11時40分くらいになっても「準備中」のまま。お店の中をのぞいていると、「やってるよ」とお店から出てきてくれました。
街中華ならぬ街焼肉屋の昭和を感じる落ち着く雰囲気の店内。老夫婦と娘さんなのか3人で営まれています。焼肉定食とホルモン単品をオーダー。焼肉定食=ハラミでした。甘すぎずニンニク臭くもなく、少し辛味もあって、タレの味付けが絶妙。
絶対、ラーメンも美味しいだろうなと思い追加オーダー。あっさりしていてラーメンというよりも中華そば。せっかく運動した割に、逆にプラスに・・・。長く続い...
Read more