21時前に松山市駅あたりで晩御飯を探して歩いていたが、思い出したのが松山市民に長年愛されてきた「でゅえっと」のミートスパゲッティ。もう終わっていると思っていたが店前を通るとギリセーフだった。21時にオーダーストップ、21時30分で閉店とのこと。瓶ビールとミートスパゲッティを注文した。店内は奥に長く、２階にも席があるみたい。カフェというより落ち着いた喫茶店という感じでジャズが流れ、若い人から年配の方まで愛されている感じがした。ビールを飲みながら待っていると、ポテサラ付きのサラダが運ばれた。ドレッシングが美味しい。持ち帰りのドレッシングが売られているほどなので、これも松山市民に愛されているのだろう。入口側にあるオープンキッチンからはスパゲッティを炒める鍋の音に期待が高まる。サラダを平らげたタイミングでミートスパゲッティが運ばれた。ぱっと見300gくらいかと思い、何とか食べられると思ったが、後でネットの書き込みを見ると500gとのこと。なお小で300g。固めに茹でられたスパゲッティを炒めているので、見た目以上にボリュームがある。漫画でよく見る大盛りというヤツだ。ミートソースは甘めだが砂糖の甘味よりももっと軽やかな味わいで、飽きはこない。しかし半分くらい食べて行くと味変化がしたくなる。今回は頼まなかったがタバスコをお願いすれば、持って来てくれるみたい。炒められた油に胸焼けするかと思ったが全然そんなことはなかった。21時前に店に入って、店を出たのが21時20分過ぎ。あまり早食いではないのに、考えてみると500gのスパゲッティを15分も経たないうちに食べてしまった。しかしながらホテルを帰る前にどこかでお酒をと思っていたが、満腹でかなりのオーダーカロリーなので松山の街を愉しむことが「でゅえっと」のみとなってしまったことが残念であった。