Shinraiken — Restaurant in Nagai

仕事で当地を訪れた際にランチ利用。冷やどんを食す。700円也。山形の内陸地で有名と言うか所謂ソウルフード的な冷やしラーメン的な物。冷やし中華ではないです。個人的に山形県南東エリアに親戚が多い事もあり、子供の頃によく食べた記憶があります。 さてこちらの冷やどん、麺は中細のモチモチした食感で冷麺的な弾力感。煮干しの効いた醤油スープながら冷たいというより常温なのでキレ感とか、味の強さは感じ無いです。具材はバサッとしてるものの味しっかりのチャーシュー、かなり多めのメンマ。メンマは味付け薄めで柔らかめ。刻んだ海苔、長ネギ、紅ショウガ。 14時近くとランチタイムを外しての訪問の為か、先客はゼロで後客1名。その方は冷やどんの大盛を頼んでいました。 そもそも個人的に冷たい麺料理を好みとしないので、これが好きか？と問われるならば、否と言う回答になるも、美味しくないか？と問われれば美味しいと答えるでしょう。独特ですが、ウン、これはこれでアリなんでしょうと。 麺もスープも具材も結構な量ですので、コスパはすこぶる良いです。が、特別、好みでは無い食べ物の場合、このコスパをある意味、いいとは言い切れず…。 取って付けたではない、生粋の街中華、今風に言うなら絵に描いたようなノスラー店。お店の雰囲気、店員さんの応対ともにすこぶる感じ良いです。 旅先でのちょっとしたタイムスリップ感と言う非日常を味わえる、と言...

初めて伺いましたが自家製麺が最高に好きになり、必ずまた行きたいお店です。 馬肉チャーシュー麺の大盛りをたべました。 馬肉ラーメンというと、塩味が立ったラーメンが多いですが、こちらも例外ではありませんでした。 いい意味で角の取れていない塩味が、あっさりしたスープの味を締めてくれています。 しょっぱいので好き嫌い別れると思いますが、私は馬肉ラーメンならこの味じゃないと満足出来ない派ですw 注文してからわかったのですが、普通の中華そばでも、豚チャーシューと馬肉チャーシューを半々で載せてくれるみたいです。良心的ですね。 馬肉チャーシューの食べ応えのある硬めの食感と、筋？軟骨？の部分のコリコリぷにぷにの部分が噛むほどに旨味がでて最高。 期待していた自家製麺は、自分の中では衝撃的でしたね。 見た目は稲庭うどん？ってぐらいの太さで、柔らかめ、麺の表面はグルテンのベタつきが感じられる。けど、食べるとツルツルでモチモチ。味と香りはしっかり中華麺しています。 ラーメンでは初めての食感にハマりました。 絶対また行きたいです。 最後に一言、メンマがやたら美味い。 メンマラーメン頼んでる方が多か...

クオリティの高いお店がひしめく長井市。しかし、今日は空いてない店が多い月曜日。たまたま通りかかった新来軒さんへ。懐かしい雰囲気が漂う店内。壁にはものすごく年季を感じる相撲の番付表の木製看板が２枚も。 外が暑いので冷たいメニューを迷わずオーダー。冷やどん？丼物と思いきや、かなりの歴史がある置賜版冷たいラーメンらしい。麺がまず珍しい。縮れなしでコシもあまり感じないストレート麺。トッピングは馬肉と豚肉のチャーシュー、紅生姜、刻み海苔に刻みネギ、しな竹。スープはラーメンとしてはあまり馴染みのない味｡でも、これが何十年と地元で愛されてきたんだろうなあ。新たな食文化に触れた気分｡ 着席した８番のテーブルは頭上のエアコンから結露した水滴が短い間隔でしたたり落ちてくる。でも、向かいのテーブルに座った女性二人組があまりに食事を楽しんでいるので、そんな些細なことはどうでも良くなった。目の前の食事を、ただ楽しめば良いのだ。良く味わうと、スープの旨味もだんだん分かってきた気がする。美味しかったです。値段もリーズナブルだ...