【新潟県の次世代の料理を担うシェフになりそう】
久しぶりに長岡へ。 長岡にはかつて山古志村のお手伝いや花火大会を見に何度も来たことがあるが、それももう10年くらい前の話。
今回久々の訪問ではあるが、ほぼ新しい情報を何も持たないまま来てしまった。数日前に食べログにて夕食を予約。
長岡駅から徒歩10〜15分…。繁華街を抜けて、人通りも少ない住宅街(ちょっと心配になるくらい)のマンションの一階にこの店はある。
「レストラン ラルモワーズ」…これがなかなか覚えにくい店名。フランス語で『蓬』の意味らしい…。
18時半に予約を入れ、店に到着するとシェフがドアのところに立っていた。
6人掛けのテーブルに2人で座らせてもらう。この日は客は僕らだけらしく、大丈夫かしらん?と少し心配になる。
乾杯はせっかく新潟に来たので「八海山ライディーンビール ヴァイツェン(税込1100円)」をいただく。小麦のビールゆえ後味は軽い味わい。美味しい。
最初のアミューズは「新潟和牛と津南ポークのコンソメスープ」…しっかり味が出ていて、きっちり美味しい。地元新潟食材にこだわる料理長らしく、まずは軽いプレゼンからスタートって感じ。地元食材へのこだわりは旅で来た人間としてはその土地の特徴を楽しめて有難い。
「和牛コロッケ、梅マスタード」…旨みと味の濃い和牛コロッケ(ってかメンチカツですな)。添えられた胡桃のソースの甘みと、自家製マスタードと梅のお酢で漬け込んだのピクルスの酸味が印象に残る。
「小麦の生地を巻いた魚沼で採れたアスパラガスのロースト」…ソースには佐渡で採れたバイ貝、わらび、妙高で作られている辛い発酵調味料の『かんずり』をサラダ仕立てにしている。アスパラを小麦粉生地で巻くことでサクッとした食感が心地よく、ソースのバイ貝もコリッとした食感で美味しい。ソースも辛さがアクセント。かなりよいバランスの一皿。添えられているのは幻の山菜と言われる『山菜しおで(=山アスパラ)』。シェフの家で持つ山で採れるものらしい。良いなぁ、このテロワール。高級山菜ベスト3のひとつらしく、花山椒に続いてNo.2らしい。なんでも高級和牛の2倍の値段するらしい。ちなみにNo.3は『ぜんまい』。
※ここで提供された『パン』も自家製…新潟の小麦を使い、蓬を練り込んだパン。このパンが提供された時は店名由来も知らず食べていた。…そして、この焼き立てほかほかパンが美味い。
まん丸い器の中のオイルは自家製ローズマリーやタイムを使ったモノ。パンにつけていただく。自家製と言うのも県内にあるおばあちゃんの畑のものらしい…。良いなぁ、こう言うの。もうツボです。
「佐渡島の紅ズワイガニのタルト」…焼いたタルト生地の上に紅ズワイガニとシェフ自らで採って来た「ぜんまい」をサラダ仕立てに。ジャガイモのソースと菊芋のチップを添え、その上から九条ネギのオイルを掛けている。…紅ズワイガニをこう使うとは…完成度の高いひと皿。旨みも濃くめちゃくちゃ美味しい。
?…ここまで文句なく、美味いぞ。ん?ん? な〜んだ、ここ2020年のミシュラン特別編でひとつ星取ってるくらいだったんだ。そりゃ、美味しいのも分かる。
※追加で『青さを練り込んだパン』…これも風味香ばしく美味しい。海の料理に合わせた感じかな。
「サクラマスの燻製」…ソースは長岡の春菊とオカラ、長岡の南「醸造・発酵のまち」と呼ばれる『摂田屋』は、古くから醸造業の蔵元が集まる町。ソースはその町の味噌を使ったモノで春菊のお味噌ソース、添えられたモノは自分で採ったこごみと木の芽、アケビの蔓、花山椒。サイドにあるラビオリの中には春キャベツ。
「佐渡島の有塩バターのパン」…もちもち食感でこれまた美味しい。パン屋さんをやっても十分イケそう。焼きたての方がそりゃ美味しいけど。
赤ワイン「ジヴリ プルミエ クリュ セルヴォワジーヌ ルージュ...
Read more味はとても美味しかったです。 でも対応が少し雑なのと、まず駐車場が用意されていないのはネックすぎる。明らかにオーナーの車でしょっていうのが店の前にドーンと置いてあるけれども、お客には遠いところに止めさせて寒い中歩かされる。(そんな距離はないけれど)当たり前のように「駐車場はないです」と言われたのでそこは工夫するべき。前持っていってくれてた方がまだいい。お店の雰囲気もすこし微妙かな。居心地はあまり良くない。緑がなくて箱の中にいるような感じ。店内ちょっと肌寒い。窓の外があまりに殺風景。光が入ってくるけれど、外の殺風景は見えないようななにか障子ではないけれども、あればいいなと思う。あくまでも一個人の意見です。味は美味しい!でも雰囲気など対応も改善するところはあると感じました。サービスをちゃんとできれば、もっといいお店になるしまた来たいと思え...
Read moreルールがあるなら予約の電話時に伝えてほしい。料理は美味しかったがすごい残念な気持ちになった。他の客の前でわざわざ伝えることなの?という気分。もう来なくていいということなのかもしれないが、ウェブ予約はなく電話予約しか窓口がないたら予約時に伝えればいいのに。
追記: 繰り返しになるがウェブに載っている、だけでは見ていない人もいることを念頭に置いておいた方がいいとおもう。 本当に見ていなかったし、悪気はなかったが、これからおいしいご飯が食べられる、というときにいうのではなく、お見送りの時に静かに伝える、など考えるべき所はあるのでは?良い時間を過ごしてもらいたいな...
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